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経理研究所・公認会計士試験 明大生45人が合格

難関を突破し、合格を果たした学生たち 合格者を代表し感謝を述べる段さん

金融庁の公認会計士・監査審査会は11月11日、2016年の公認会計士試験合格者を発表した。最終合格者数は1108人(前年1051人)で、合格率は10.8%(前年10.3%)だった。明治大学関係の合格者は69人(12月8日現在、明治大学経理研究所調べ)。

この発表を受け、経理研究所は12月9日、現役合格した学生を対象とした報奨金授与式を駿河台キャンパス・岸本辰雄ホールで執り行った。今回合格した現役学生は商学部20人、政治経済学部7人、経営学部14人、総合数理学部1人、会計専門職研究科3人の計45人(前年21人)。このうち、本学の公認会計士養成機関である経理研究所特別会計研究室に所属する学生41人に報奨金が授与された。

授与式では、冒頭、山本昌弘経理研究所長(商学部教授)が「昨年度に比べ大幅に合格者が増え、大変嬉しく思う。これからもさらに自分自身を磨き上げるとともに、後に続く後輩たちを鍛えてほしい」とあいさつ。合格者を代表して下重璃奈さん(政経4)に報奨金目録が、現役合格者一人ひとりに表彰状が山本所長から授与された。
入所当時から学生をサポートしてきた本所靖博経理研究所主任(農学部専任講師)が続いて登壇し、合格者たちの努力をたたえた上で、「新しいスタートになるが、尊敬される会計士を目指して頑張ってほしい」と激励した。

合格者代表として謝辞に立った段秀樹さん(商3)は、合格までの道を振り返りながら、「これからもお世話になった方々への感謝の気持ちを忘れず、期待に応えられるよう、日々精進していきたい」と力強く決意を語った。