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「和泉国際混住寮(仮称)」地鎮祭

2019年春開設に向け着工



混住寮への期待を込め玉串を捧げる柳谷理事長

明治大学の国際化の推進と共創的学習・教育の推進の一環として、2019年春の開設を予定している「和泉国際混住寮(仮称)」(本紙第707号既報)。その地鎮祭が1月25日、建設地である和泉キャンパスC地区(旧NTT和泉町社宅解体地)で執り行われ、地権者として柳谷孝理事長、土屋恵一郎学長はじめ大学役員・役職者が参列。事業主の(株)共立メンテナンス、施工を担当する(株)福田組、設計監理を担当する(株)石本建築事務所、設計監修を担当する(株)共立エステートとともに工事の無事を祈願した。

直会のあいさつに立った柳谷理事長は、第2期中期計画に基づく国際化施策を明らかにした上で、「国際混住寮はアジアのトップユニバーシティを目指す本学にとって期待のドミトリー。留学生と日本人学生が共に生活し学ぶ場は、国際化の牽引役になる」と述べ、事業者らに対して引き続きの協力を訴えた。

続いてあいさつした土屋学長は、着工の喜びを語るとともに「この国際混住寮を起点に和泉キャンパス全体をグローバル・ヴィレッジ化し、アジアそして世界に発信していきたい」と今後の展望を語った。

国際混住寮は、外国人留学生と日本人学生が学習スペースや交流スペースを共にしながら生活し、国際コミュニティーを形成していく「学びの場」がコンセプト。6つの個室がリビングや水回りをシェアするユニット・タイプ(6室1ユニット)からなり、総定員は216人。外国人留学生はもちろん、日本人学生に対する国際的な教育環境のさらなる充実を図っていく。