Go Forward

現代の経済では、量から質、モノからコトへの転換が完了しつつあるといわれます。

私たちの日々の買い物を振り返ってみても、必要に迫られて買ったというよりも、商品やサービスの魅力に「なんとなくつられて」財布の紐が緩んだという経験は多いのではないでしょうか? 

このような魅力ある商品・サービスを生み出す着想は多様な人——いつもは身の回りにいないタイプの人との出会いや会話をヒントに生み出されます。企業はこのような多様な人との出会いを演出するために、中途採用の拡大や官庁・他社との人事交流などさまざまな工夫をしています。しかし、出会いは会社の中に限定されるものではないでしょう。街で、趣味の集いで、家族を通じて出会いのチャンスは皆に開かれています。

さまざまな地域で講演をさせていただくと、その前後に「明治大学の出身です」とお声がけいただくことが多いです。年齢・性別はもとより、現在の職種・これまでの経歴とは関係なくフランクにちょっとした雑談を楽しむことが出来る関係として出身校という共通項を見直し、発展させてみてはどうでしょう。