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連合父母会文学賞 大賞に青木さん(文4)、恒石さん(文2)

賞状を手に笑顔の受賞者たち

第9回「明治大学連合父母会文学賞」の表彰式が2月28日、駿河台キャンパス・リバティタワー・岸本辰雄ホールで執り行われた。

今年は「倉橋由美子文芸賞」に22作品、「阿久悠作詞賞」に87作品の応募があり、文芸賞の大賞は青木久瑠実さん(文4)の『泉』、作詞賞の大賞は恒石美幸さん(文2)の『永遠の楽園』が選ばれた。

表彰式では、波多野宏一連合父母会長、合田正人文学部長(文学賞運営委員長)のあいさつに続き、越川芳明副学長が祝辞を述べた。続く講評では、「文芸賞」選者を代表し文藝評論家の伊藤氏貴文学部准教授が、「今回の受賞で『これでいいんだ』と思ってしまうと、自己模倣を繰り返すことになってしまう。常に新しい挑戦をしてほしい」と受賞者にエール。「作詞賞」は、エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ(株)の飯田久彦氏が「これまでの名曲と同様に、旋律に詞がぴたっとはまった」と、大賞作品の決め手を説明した。

受賞者は、「『ユリイカ』に掲載された自分の作品が、まるで違う作品のように見えて感動した」(青木さん)、「この賞をきっかけに自分の大学生活を変えていきたい」(恒石さん)とそれぞれ受賞の喜びと抱負を語った。

最後に、混声合唱団による『永遠の楽園』の披露があり、課題曲のメロディに乗った詞の美しさに、会場に集まった全員が心を奪われている様子だった。

第9回 明治大学連合父母会文学賞 受賞作

第一部門
倉橋由美子
文芸賞
大賞 「泉」 青木 久瑠実(文4)
佳作 「指先に薔薇を」 森田 美帆(文1)
「星鋼のアルゴノルツ」 伊藤 快(文1)
「カメラ・オブスクラ」 寺本 充希(文4)
第二部門
阿久悠
作詞賞
大賞 「永遠の楽園」 恒石 美幸(文2)
佳作 「なみだいろ」 冨田 奈生(政経3)
「平凡シティマッチ」 渡曾 由貴(文4)
「神様なんて天邪鬼」 安田 健人(経営2)