山口特任教授は1年生33人に対し、「課題の発見と設定」をテーマに文理の垣根を越えた授業を展開。幅広い事例をもとに、問題意識で見方が変わること、忍耐強く注意深く見ること、さまざまな視点から検討することの重要性を訴えた。最後は、「自分の疑問をしっかりと保存できる“MY冷蔵庫”を持ってほしい。今は解けなくても、未来の自分は取り組めるかもしれない」とメッセージを送り、締めくくった。
参加した生徒は、特別授業で印象に残ったキーワードを挙げながらディスカッションを行い、質疑応答に積極的に参加するなど、大学での学びの一端に触れ、多くの刺激を受けた様子だった。