Go Forward

国際連携本部 教員向け国際FD研修を実施

UCIから講師を招聘 

米・トップスクールで実践されている学生主体の教授法などを学んだ

国際連携本部は3月12日~16日の5日間、「英語による専門科目の教授法」をテーマに教員向けの国際FD(ファカルティ・ディベロップメント)研修を駿河台キャンパスで実施した。

この研修は、国際化推進の取り組みの一環として外国語による講義の充実・強化などを目的としたもので、2016年度に引き続き、海外協定校のアメリカ・カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)から2人の講師を招いて実施。法学部・理工学部・農学部・国際日本学部・大学院・経営学研究科に所属する教員6人が受講した。

研修では、英語による授業の教授法やクラス運営法のほか、学生とのコミュニケーションや効果的な質問の内容やその方法などについて、ワークショップや意見交換を通して学んだ。初日と最終日には、受講者による10分間の模擬授業を録画し、講師がフィードバックをする実践形式も組み込まれ、英語に限らず日本語での授業においても活用できるメソッドを習得した。

明治大学は文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援」事業(グローバル化牽引型)採択のもと、2023年度の「英語による授業科目数」の目標を850科目(全授業の6.3%)と設定している。2016年度には、677科目(学部345・大学院332)が英語で行われており、さらなる質・量の充実を促進している。

カリフォルニア大学アーバイン校(University of California, Irvine)

アメリカで最大規模の州立大学群であるカリフォルニア大学システムに属し、ロサンゼルス校、バークレー校、サンディエゴ校に次ぐ規模を誇る。

明治大学では、正規授業を12週間履修する留学プログラム「カリフォルニア大学サマーセッションズ」(全学部生対象)を実施している。