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男女共同参画推進センター 付属明治高中で「OGによる理系進路フォーラム」

進路選択への理解を深めた女子中高生たち

男女共同参画推進センターは3月9日、明治大学付属明治高等学校・中学校にて「OGによる理系進路フォーラム」を実施した。

これは、次世代の女性研究者育成を目的として、理系3学部の女子学生が学生生活や研究などについての質問や相談に、女子学生ならではの視点で答えることを通じて、女子中高生の理系進路選択への理解を深める機会を提供するもの。昨年の生田オープンキャンパス、付属中野八王子中学高等学校文化祭に続き3回目の開催となった。

当日は、理工・農・総合数理学部に在籍中の明治高校OG6人が、理系分野での研究や学生生活などについて説明する「トークイベント」と、学部毎に分かれて質問や相談に答える「ガールズトーク(相談会)」の2部構成で実施。参加した同校の在学生31人は、OGの実体験に基づいた話に熱心に耳を傾けていた。

「女性研究者研究活動支援事業(一般型)」は総合「A」評価

文部科学省の科学技術人材育成費補助事業「女性研究者研究活動支援事業(一般型)」の事後評価がこのほど公表され、2014~2016年度の3年間支援を受けていた明治大学の取り組みは、総合評価で「A」評価だった。

この事業は、女性研究者が能力を最大限発揮できるよう、ライフイベント(出産・子育て・介護など)とワーク・ライフ・バランス(研究と生活との調和)に配慮した研究環境の整備などの取り組みを文部科学省が支援するもの。明治大学は大規模私立大学において、学長のリーダーシップの下、男女共同参画への意識改革を進め、女性研究者の活躍を推進するための基盤を整備したことなどが評価された。