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学生ボランティアが復興支援活動を新地町長へ報告

新地町・加藤町長と「しんちーむ」のメンバー 新地町の復興状況も視察した

東日本大震災から7年。継続的な復興支援活動の必要性が指摘される中、福島県新地町を応援しようと立ち上げられた公認サークル「しんちーむ」の学生6人が、3月7日~8日に同町を訪れ、学習支援を目的とした『特別授業』を2つの小学校で行った。

この授業は正規の授業とは別枠で、明大生が授業内容を企画・提案して実施されるもので、いわば町のニーズと学生のシーズをマッチングさせたもの。今回は「緑を増やそう」をテーマにした、花を使っての作品作りや、「学校の笑顔を増やそう」というテーマで調理実習を通じて友達の良いところを探す企画など、明大生のアイデアに満ちた内容で実施された。

活動後には、加藤憲郎町長を表敬訪問し、サークル設立の経緯や特別授業の内容を報告。加藤町長からは、「震災前よりもステップアップした状態を目指した復興を目指している」という力強い思いが語られ、学生たちも支援活動への抱負を語った。

なお、「しんちーむ」はこうした活動実績が認められ、2月7日には一般財団法人学生サポートセンターより、学生ボランティア団体としての表彰を受けた。
(震災復興支援センター)