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「明治大学戦没学徒忠霊殿」慰霊祭を挙行 —御霊を祀る新潟縣護國神社で

頒布されている御朱印

明治大学の戦没学徒の御霊を慰め鎮める忠霊殿慰霊祭が、7月10日に新潟縣護國神社内の明治大学戦没学徒忠霊殿にて執り行われた。明治大学からは柳谷孝理事長はじめ、飯田和人経営企画担当常勤理事、長吉泉顧問が出席。校友会から向殿政男会長、校友会新潟県支部の高橋淑浩支部長ら関係者約30人が参列した。

324柱の御霊が祀られた忠霊殿で、明治大学の校歌奉納、玉串拝礼が行われ、続いて柳谷理事長があいさつに立った。柳谷理事長は、明治大学創立140周年事業として大学小史を発行する際には忠霊殿建立の歴史について掲載することを報告した上で、「世界平和の実現に向けて、さらに大学を挙げて取り組むことを誓う」と力強く述べた。

近年の御朱印ブームで忠霊殿の御朱印希望者が増えているという護國神社からの要請を受け、このたび本学から御朱印を奉納した。御朱印は希望者に頒布されている。

明治大学戦没学徒忠霊殿

学業の道半ばにして学徒出陣などで戦死した明大生の戦没者を祀る霊廟。戦時中は駿河台校舎の旧図書館内に安置されていたが、新潟県出身校友の尽力により、1950年に新潟縣護國神社に移された。2006年には、同神社の厚意により、本殿脇に「忠霊殿」を新たに建立。以後毎年、理事長ら大学関係者が校友会新潟県支部とともに慰霊を行っている。