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マスコミ交流会「リバティアカデミー20周年」を開催

座談会ではそれぞれの受講体験などが披露された

明治大学広報戦略本部(本部長=飯田和人経営企画担当常勤理事)は6月24日、2019年度第1回マスコミ交流会「生涯学習拠点『明治大学リバティアカデミー』創設20周年」を駿河台キャンパス・アカデミーコモンで開催。この交流会は、大学関係者とマスコミ関係者の交流を目的として2007年に始まり今回で29回目を迎えた。

第1部は、土屋恵一郎学長による「生涯学習(リカレント教育)と明治大学」と題した講演から開始。土屋学長は、「これからの大学は、各世代の『初心』を受け止める場として、より求められていく」と持論を展開した。

続いて、副学長の竹本田持教授(社会連携担当、農学部)が登壇。竹本教授は、20周年を迎えたリバティアカデミーのこれまでの取り組みを紹介し、「大学に蓄積された資産を、リバティアカデミーを通じて社会に還元したい」と意気込んだ。

さらに、リバティアカデミーで実施されている「女性のためのスマートキャリアプログラム」をテーマに、「学びを経て」と題した座談会が行われた。小川智由商学部教授とリバティアカデミー受講生の松田良大氏、スマートキャリアプログラム修了生から沖田加奈子氏、武川さおり氏が登壇。小川教授をコーディネーターとして、受講のきっかけや、講座での学びがどのように現在のキャリアに活かされているかなどについてディスカッション形式で語り合った。武川氏は、「年齢や家族構成など人生のバックグラウンドが違う受講生たちと共に学んだ経験は大きな財産になった」と述べ、プログラム修了後に独立して事業を起こした経験を持つ沖田氏は、「受講を通して自分の今後のビジョンが明確化された」と語りかけた。

会場を移し、第2部として行われた名刺交換・交流会では、大学役職者とマスコミ関係者による活発な情報交換が行われ、盛況のうちに幕を閉じた。