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明治大学出版会 2018年度出版記念懇親会を開催

(左から)合田正人教授と共著者の垣内景子教授、纐纈厚特任教授 タブレット端末を手に、電子書籍の紹介を行う牛尾奈緒美出版会会長

明治大学出版会(会長=牛尾奈緒美副学長)は7月3日、出版記念懇親会を駿河台キャンパス・グローバルフロントで開催。法人役員、大学役職者をはじめ、出版会の運営委員、編集委員も多数出席し、和やかな雰囲気の中で行われた。

牛尾会長による開式のあいさつと懇談に続いて、2018年度刊行図書の執筆者が登壇。「いま、哲学が始まる。明大文学部からの挑戦」の共著者を代表して文学部長の合田正人教授と、「日本政治史研究の諸相—総力戦・植民地・政軍関係」の著者である纐纈厚研究・知財戦略機構特任教授があいさつに立った。合田教授は、2018年度、文学部心理社会学科に哲学専攻が設置されたことに伴って本紙の制作を進めたという経緯を紹介し「5人の著者がどのような教育を行おうとしているかということが見える機会になった」と述べた。纐纈特任教授は、「8年前、明治大学に出版会ができたことを知り連絡させていただいた結果、さまざまな方の協力を受けて発行することができた」と語り、関係者への謝意と出版に込められた思いを披露した。

続いて、2019年度に刊行予定の電子書籍2誌について、それぞれの編著者である門脇耕三理工学部准教授と、牛尾会長から紹介が行われた。この電子書籍2誌は、今夏から秋にかけて出版会ホームページでの公開が予定されており、大学ネットワークに接続されたパソコンやタブレット端末、スマートフォンからダウンロードして読むことができる。