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リバティアカデミー連合駿台会寄付講座「自ら考える、動く、繋げる」

「『恩送り』の精神を意識してきた」と力説する鷹野氏

明治大学の生涯学習機関リバティアカデミーは7月2日、連合駿台会寄付講座「自ら考える、動く、繋げる」を駿河台キャンパス・グローバルフロントで開催した。㈱ぐるなびの顧問で、元副社長の鷹野正明氏が講師として登壇。約180人の参加者が熱心に耳を傾けた。

鷹野氏は明治大学政治経済学部を卒業後、㈱伊勢丹(現・㈱三越伊勢丹)に入社。松戸店長や新宿本店長、㈱新潟三越伊勢丹の代表取締役社長執行役員などを歴任。退職後は㈱ぐるなびで「食と観光」事業の推進に携わっている。働き方改革と標榜される昨今、「強みを活かし、必要とされるには」ということを鷹野氏の生き方、考え方から学ぶことを目的として開講された。

鷹野氏はこれまでのキャリアの中で、「人と人とのネットワークを大切にし、恩返しならぬ『恩送り』の精神で繋いでいくことを常に意識してきた」と力説。さらに、「情報のスピードは速く、世間から注目を集めた瞬間に古いものになってしまう。関心が消えてしまう前に、自分はそれに対して何ができるかと考えることが重要」と述べた。最後に「これからも日本の素晴らしいモノ・コトにスポットライトを当て続けたい」とまとめると、会場から熱い拍手が送られ、講座は盛況のうちに終了した。