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地域産学連携研究センター—台風19号で被災した川崎市内の企業を支援

無償提供される機器の一つ(3Dプリンター〈光造形装置〉)

地域産学連携研究センターはこのたび、2019年10月に発生した令和元年台風19号によって罹災した川崎市内の企業を対象に、事業の再開・復興を支援する取り組みを開始した。

生田キャンパスが位置する川崎市内に事業所を有する企業の一部には、台風19号により高額機器の水没などの被害が発生した。そこで、同センターは、市内の罹災企業に対して、3Dプリンターなどの保有装置・施設の一部を2020年3月までの期間、無償提供することとした。

これまで同センターは、神奈川県域の中小企業への研究・技術開発支援やビジネスマッチングを行っており、いわゆる“大学発ベンチャー企業”も多数生み出してきた。また、明治大学と川崎市は2007年より連携・協力に関する基本協定を締結しており、これまで、新技術・新産業の創出支援や市民への生涯学習推進など、知的資源を生かしたさまざまな地域貢献活動を行ってきた。今回の支援もこの協定に基づくもの。

支援の内容や保有機器などに関する詳細は、センターのホームページ(https://www.meiji.ac.jp/cii/)に掲載されている。