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政治経済学部・木寺ゼミが学生政策コンペで公共政策学会長賞を受賞

受賞した木寺ゼミの学生ら

日本公共政策学会と宮城県岩沼市の共催による「日本公共政策学会・公共政策フォーラム学生政策コンペ2019 in いわぬま」が10月23日、24日に岩沼市民会館(岩沼市)で行われ、政治経済学部・木寺元ゼミナールが最優秀賞にあたる「日本公共政策学会長賞」を受賞した。

今回のコンペの課題は「地域資源を活用した観光と交流人口拡大による震災復興」。これに対し木寺ゼミは「人と人を結ぶ『LOUNGE IWANUMA』」をテーマに発表を行った。仙台国際空港に隣接する岩沼市全体に空港のラウンジを拡張し、インバウンド観光客を対象に「待ち時間でアクティブに楽しむ」という新たな過ごし方を提案。さらに、LOUNGE IWANUMAで開催される企画への岩沼市民の参加など、観光に関わるさまざまな仕掛けを用意し、一連の施策が岩沼市を訪れる人と地域住民を結びつけて、「心の復興」に寄与することを目指す内容となっている。

受賞を受け、木寺ゼミの代表の中村快さん(政治経済学部3年)は、「何度も岩沼市へ足を運び、市民の皆さんの声を集め、何百時間もの会議を重ねた。本気で取り組んだ結果、名誉ある賞をいただくことができてうれしい。今回の政策立案で得た学びを次の取り組みにも生かしたい」と喜びを語った。