Go Forward

国際日本学部・山脇ゼミ 東京都主催の多文化共生プレゼンコンテストで3年連続最優秀賞

受賞した山脇ゼミの6人

このたび、国際日本学部の山脇啓造ゼミナールが東京都主催の多文化共生プレゼンコンテスト「多文化共生都市を目指して—大学生が考える東京の未来」で最優秀賞を受賞したことが分かった。このコンテストは11月9、16、17日に開催された東京都の人権啓発イベント「ヒューマンライツ・フェスタ東京2019~オリンピック・パラリンピックと人権~」の一環として行われたもので、今年で5回目の開催。11月16日に東京国際フォーラム(千代田区)において実施され、早稲田大学、法政大学など出場した5校の中から見事山脇ゼミの6人が受賞した。

山脇ゼミは、「やさしい日本語でつくる、やさしいとうきょう」をテーマに発表。日本人住民と外国人住民の交流を進めるため、会話のハードルを下げる「やさしい日本語」を積極的に活用し、自然な会話が生まれる市場の特性を生かして「やさしい日本語いちば」というイベントの開催を提案した。

今回の受賞は2017年度から3年連続での最優秀賞の受賞となり、昨年度のコンテストで提案した国際交流運動会「Nakano Borderless」がコンテスト後に実際に開催されたことから(本紙734号既報)、今回の提案内容も実現してほしいという声が会場内から上がった。

受賞したゼミ生らは、「さまざまな困難があったが、6人で議論を重ねて、自分たちの思い描く多文化共生社会をプレゼンに込められた」「半年以上にわたって続けてきた努力が本番のベストパフォーマンスにつながった」と笑顔を見せた。