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第1回「マレーシア父母懇談会」in Kuala Lumpur

日本語とマレー語で家族を紹介する留学生

連合父母会は昨年8月22日、マレーシアのクアラルンプールで第1回「マレーシア父母会懇談会」を開催した。マレーシア父母会が同年3月に設立されてから初めての懇談会ということもあり、土屋恵一郎学長兼連合父母会名誉会長も臨席した。

懇談会では、マレーシア父母会のロキア会長のあいさつに続き、マレーシア留学生会の学生たちの通訳を介して土屋学長から祝辞が述べられた。また、留学生たちの出身校のプロジェクトディレクターであるアルバイン氏も祝賀に駆け付け、約50人の同国留学生の父母および家族が出席して盛大な茶話会(Hi-Tea)も執り行われた。

通訳や会場運営にあたっては、マレーシア父母会と同時に設立されたマレーシア留学生会の初代会長となったアミルル・イスカンダル・ビン・オスマン(理工学部4年)さんと、昨年3月に理工学研究科博士課程を修了したイスマイル・モハマド・アリフ・フアハミさんが多大な貢献を果たした。

本学で受け入れているマレーシアからの留学生の多くは、25年の実績を誇るMJHEP(MALAYSIA JAPAN HIGHER EDUCATION PROGRAM)というマハティール首相が提唱する東方政策の一環である国費留学生。彼らは、マレーシアにある全寮制の学校で日本語と工学を3年間学び、本学など日本の24大学の理工学部機械工学系学科に3年次編入して工学学位を修得する。当プログラムでの留学はマレー人が対象で、高校までの成績が同国トップ5%以内の秀才揃い。敬虔なイスラム教徒でもある。