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国際教育センターがオンライン留学参加学生座談会を開催

国際連携機構の教員も参加し、活発な意見交換が行われた

国際教育センター(センター長=菊地端夫経営学部教授)は1月13日、「コロナ禍における『オンライン留学』参加学生座談会」を開催した。新型コロナウイルス感染拡大を受け、2020年度の実際に渡航する留学プログラムは全て中止となったが、秋学期に「オンライン留学」が実施された。12人の学生が協定校に派遣され、派遣先の大学の授業をオンラインで受講した。今回の座談会はその中から5人が参加し、国際連携機構の仲谷ちはる特任講師が司会を務めた。

冒頭、菊地センター長があいさつに立ち、「オンライン留学は、私たち教職員にとっても初めての試みで手探りでの実施となった。皆さんが感じたオンライン留学の『リアル』を教えていただきたい」と述べた。

続いて、学生がそれぞれの留学体験を発表し、意見交換が行われた。「納得できる学生生活を送りたかったから」「今できる最善策を考えたから」などのオンライン留学を決意した理由をはじめ、「異文化体験や交流ができず仲間づくりが難しかった」といった率直な意見も発せられ、活発な議論が行われた。

さらに、オンライン留学のメリットについては、「実際に渡航する形での留学と比べ費用と時間を節約できた」「明治大学と留学先の大学の授業を受講することで、内容の比較研究ができた」など、制約がある中でも有意義な時間を過ごしてきた経験者の生の声を聞くことができる貴重な機会となった。

座談会動画は国際連携部のホームページで公開中。また、2021年度のオンライン留学をはじめ海外留学プログラムに関するさまざまな情報も掲載されている。

座談会参加学生は次のとおり。▷上村みき(文学部3年、米国・カリフォルニア州立大学ロングビーチ校)▷安川暢恵(政治経済学部3年、米国・サンフランシスコ州立大学)▷高賢(経営学部3年、カナダ・ヴィクトリア大学)▷牧さおり(文学部3年、ドイツ・ビーレフェルト大学)▷滝澤怜於(政治経済学部2年、台湾・国立台湾大学)