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創立140周年記念事業 動画収録シンポジウム「鵜澤總明と明治大学」

動画は創立140周年サイトで公開されている

大学史資料センターが企画した「鵜澤總明と明治大学」と題する動画収録シンポジウムが、11月12日、明治大学創立140周年記念サイトで公開された。

鵜澤總明は、本学総長・理事長や付属中学校の初代校長などを務め、教学・経営の両面で中枢を担い、さらに、戦後の東京裁判で弁護団長を務めるなど、人権派弁護士として学術分野や政財官界でも活躍した人物であることから、同センターが大学創立140周年に際して調査・研究を進めてきた。それらの研究成果をまとめた書籍『鵜澤總明と明治大学』が9月に刊行されたことを記念し、今回のシンポジウムが企画された。

シンポジウムは、柳谷孝理事長と大六野耕作学長による主催者あいさつに続いて、5人のシンポジストによる報告が行われた。1人目は、大学史資料センター長の村上一博法学部長で、「鵜澤總明の生涯とその功績」と題し登壇。村上センター長は同シンポジウムの進行も務めた。

続いて、同センター運営委員の小西徳應政治経済学部長による「政治家・鵜澤總明—知られざるもう一つの足跡—」、明治大学付属高等学校・明治中学校長の安藏伸治政治経済学教授による「明治大学付属明治高等学校・明治中学における鵜澤總明」と続けて報告が行われた。さらに、「弁護人としての鵜澤總明—東京裁判弁護単調としての弁論—」と題した同センター運営委員の山田朗文学部教授、「明治大学への貢献」と題した同センター研究調査員の山泉進名誉教授による報告が続いた。

シンポジウムの様子は、駿河台キャンパス・グローバルホールで収録され(山田教授は別収録)、来賓として鵜澤總明氏の孫の東明氏が見守る中、無観客・動画収録形式で行われた。

動画シンポジウム「鵜澤總明と明治大学」
https://www.meiji.ac.jp/140th/project/14/