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学生健康保険互助組合 「明大0円食堂」無料ランチ企画を開催

11月11日に駿河台で提供された無料ランチ(鶏ダシ鶏飯〈沖縄県〉など) 学生保険委員のオさんと林さん(右)

明治大学と学生健康保険互助組合の共催による「明大0円食堂~ご当地飯で元気に!!~」と題した企画が2021年11月に4キャンパスで行われた。これは、新型コロナウイルス感染症拡大などの理由によって経済的に困難な状況で食費を切り詰めている学生に対し、健康的な食事を提供することを目的とした学生応援企画で、学部生・大学院生を対象に1食500円相当の定食を無料で提供するというもの。

各キャンパスの学生食堂と協力し、駿河台・生田キャンパスでは11月8日から12日まで、和泉・中野キャンパスでは11月15日から19日の平日5日間のランチタイムに実施。会場での三密回避のため、Oh-o! Meijiのアンケート機能による事前申し込み制(応募多数の場合は抽選)で行われた。キャンセルなどで準備した食事に余剰が出た場合には、学生保険委員会のTwitterを通じて当日受け付け分がアナウンスされ、フードロスを削減する工夫も行われた。

このSNSの運営や、学生の受付・誘導、さらに献立の考案などを学生保険委員会が担当した。委員長の林涼菜さん(経営学部3年)は、「今回の献立は、コロナ禍で旅行や帰省を控えてきた学生に少しでも楽しんでいただきたいという思いを込めて、全国のご当地の食材や郷土料理をテーマにしました」と語った。さらに、学生保険委員会の企画部長で駿河台キャンパス代表のオ・ユンソさん(経営学部3年)は、「駿河台では、一人暮らしの学生が多いので、献立の栄養価の高さにもこだわって食堂の方と相談しました。コストも考えながら、デザートが必ず付いているところがこだわりです」と笑顔を見せた。

10月以降“対面7割”の授業運営が始まっており、学生らは黙食を守りながらも久しぶりの再会を楽しむ姿があちこちで見られた。