Go Forward

ニュース・イベント情報

東京2020オリンピック・卓球日本代表の水谷選手、丹羽選手が明大を訪れメダル獲得を報告しました

2021年08月25日
明治大学 広報課

(左から)大六野学長、児玉卓球部名誉総監督、水谷選手、丹羽選手、柳谷理事長(左から)大六野学長、児玉卓球部名誉総監督、水谷選手、丹羽選手、柳谷理事長

「目の前の1本を全力で取りに行った」と激闘を振り返る水谷選手「目の前の1本を全力で取りに行った」と激闘を振り返る水谷選手

「家族の支えがモチベーション向上につながった」と感謝の言葉を述べる丹羽選手「家族の支えがモチベーション向上につながった」と感謝の言葉を述べる丹羽選手

東京2020オリンピックに出場した、卓球・男子日本代表の水谷隼選手(2013年政経卒)、丹羽孝希選手(2017年政経卒)と、明治大学体育会卓球部名誉総監督の児玉圭司氏が8月25日、駿河台キャンパスを訪れ、大六野耕作学長、柳谷孝理事長が出迎える中、メダル獲得と五輪での戦いを報告しました。

水谷選手は今大会の新種目・混合ダブルスで日本の卓球競技史上初となる金メダルを獲得。さらに、水谷・丹羽選手の両選手が出場した男子団体では見事銅メダルを獲得し、日本中に感動を与えました。両選手は2016年リオデジャネイロオリンピックでメダルを獲得した際にも大学を訪れており、再び母校で笑顔の報告となりました。

水谷選手は、混合ダブルスでの試合運びについて、「リードされ、点差が離れている状況でもチャンスを見逃さず、まずは目の前の1本を全力で取りに行った。その結果が勝利につながった」と激戦の感想を報告。さらに、「卓球は意識して行うプレーと無意識下で行うプレーがある。(ボールや相手選手の動きを)脳で認識し、伝達されてから動き出すのでは間に合わないこともあるので、その無意識下で行う部分も鍛えていかなければならない。その境地に至るには、反復練習を続けて身につけるしかない」と、日々の練習の積み重ねこそが重要であることを自身で解説しました。

丹羽選手は、「(先輩に当たる)水谷選手は、自分と同じく青森山田高校から明治大学に進学し、結果を残してこられた。水谷選手への憧れもあり、明治大学には卓球界で活躍する偉大な先輩方がたくさんいたので、それに続きたいという思いで競技に打ち込んできた」と、明治大学での4年間を振り返りました。さらに、「(コロナ禍で)東京オリンピックの1年延期が決まり、国際大会が中止となるなど厳しい環境下だったが、家族の支えがモチベーション向上につながった」と、家族や関係者らへの感謝の言葉を述べました。

大六野学長、柳谷理事長は両選手に対して、「難しい時期に開催された大会で苦労も多かっただろうが、心が踊らされるような活躍だった」(大六野学長)、「リオに続き、素晴らしい報告をいただき、これほどうれしいことはない」(柳谷理事長)と激励し、健闘をたたえました。