明大コレクション45
前場幸治コレクション⑦
国分寺の文字瓦
奈良時代の聖武天皇の治世では、天然痘の流行、飢饉、騒乱等の社会不安を背景に、鎮護国家の思想に基づいて国分寺が建立されました。これは、全国64カ国それぞれに、僧寺と尼寺の造営を目指した壮大なプロジェクトでした。今回は、当館が所蔵する国内でも屈指の規模である「前場幸治瓦コレクション」のなかから、型押・ヘラ書きなどの方法で文字が記されたいわゆる「文字瓦」を取り上げ、関東地方における国分寺の造営体制の実像について紹介します。
主な展示資料:「埼」銘文字瓦(武蔵国分寺)、「寒川」銘文字瓦(下野国分寺)、「薬(師)寺」銘文字瓦(下野薬師寺)、人名文字瓦(下野上神主廃寺)
※小規模展示ですので、他の展示と併せてご覧ください
会 期 |
2020年1月8日(水)~4月12日(日) ※2月20日(木)、21日(金)は臨時閉室日です。ご観覧いただけませんのでご注意ください |
会 場 |
明治大学博物館 常設展示室 考古部門内 |
開館時間 |
10:00~17:00(入館は16:30まで) |
料 金 |
無料 |