明治大学博物館では、45万点もの学術資料を収蔵しています。しかし、そのうち常設展示室で公開されているのは、わずか2000点にすぎません。本展では、収蔵庫で出番を待っている資料のうち、当館の広報誌『ミュージアム・アイズ』で1998年から連載されている人気コーナー「収蔵室から」内で掲載された逸品を紹介します。子供の健康を願った赤物玩具や富山県の高岡漆器(商品部門)、指先サイズの精巧な縄文土器(岩手県雨滝遺跡、考古部門)、戊辰戦争を描いた戦争錦絵(刑事部門)など、当館の奥深いコレクションの世界をぜひご覧ください。