山岳部から植村直己の冒険は始まった———
世界初の五大陸最高峰登頂や北極点単独到達を果たした冒険家・植村直己にとって、明治大学入学とともに山岳部に入ったことが冒険の始まりでした。それまで登山の経験はありませんでしたが、山岳部で自らを厳しく鍛え、卒業とともに海外の山々をめざして日本を飛び出しました。以降、数々の冒険を重ねていきますが、極限の自然の中で人間の可能性に挑戦した行動は、時代を超えて私たちに大きな刺激を与えてくれます。
原点である山岳部の活動と、そこから世界に飛び出し、ついには極点へと到達したその足跡をご紹介します。