明治大学博物館

学芸員養成課程履修生が考案!ミュージアムグッズ「土偶ヘアゴム」を販売開始

2024年10月08日
明治大学 博物館事務室

左・土偶ヘアゴム(山形土偶)、右・土偶ヘアゴム(遮光器土偶)左・土偶ヘアゴム(山形土偶)、右・土偶ヘアゴム(遮光器土偶)

土偶ヘアゴムの企画ミーティングの様子土偶ヘアゴムの企画ミーティングの様子

左から順に宇津井望乃さん(大学院文学研究科1年)、関谷万理子さん(文学部4年)、吉川千智さん(文学部4年)、駒見和夫文学部教授左から順に宇津井望乃さん(大学院文学研究科1年)、関谷万理子さん(文学部4年)、吉川千智さん(文学部4年)、駒見和夫文学部教授

明治大学博物館は、10月9日「土偶の日=ど(10)ぐ(9)う」から、ミュージアムグッズ「土偶ヘアゴム」を館内ミュージアムショップ「M2」にて販売します。

本商品は、学芸員養成課程の授業科目「ミュージアムコミュニケーションA(担当:駒見和夫文学部教授)」の課題を通じて生まれました。同科目では、今日の学芸員に求められる生涯学習の指導者としての役割を育むため、学生相互の議論や協働によるプログラム・企画の実践を重視しています。

「明治大学博物館でミュージアムグッズの新製品を企画する」という課題に取り組んだ、宇津井望乃さん(大学院文学研究科演劇学専攻1年)、関谷万理子さん(文学部史学地理学科アジア史専攻4年)、吉川千智さん(文学部文学科日本文学専攻4年)は、展示品を身近に感じてもらい、明治大学博物館のことをより知ってもらうという目的を掲げて、グッズの検討を行いました。
商品化された「土偶ヘアゴム」は、推し活のトレンドアイテムであり、キャラクターやタレントの顔のみがプリントされたヘアゴム(通称「生首ヘアゴム」)から着想を得たものです。

土偶ヘアゴムは2種類あり(各300円)、それぞれ遮光器土偶<出土地:亀ヶ岡遺跡(青森県つがる市)と山形土偶<出土地:江原台遺跡(千葉県佐倉市)>が印刷されています。
髪のアレンジに用いる以外にも、傘の取り違えを防ぐためのアンブレラマーカーやスマートフォンの充電ケーブルをまとめることなどにお使いいただくことで、周りの方に土偶好きをアピールすることが可能です。
土偶ヘアゴムは印刷された土偶の解説が記されたポストカード付き。二次元バーコードを読み込むことによって、明治大学博物館ONLINEミュージアムにて、詳細画像や3D画像を楽しむことができます。

<企画者・宇津井望乃さん(大学院文学研究科演劇学専攻1年)のコメント>
授業の課題として取り組んだミュージアムグッズ開発が、実際に商品化されて、とても嬉しいです。土偶は豊穣や安産を願う祭祀に用いられたと考えられており、それぞれ作り手の個性が表れています。土偶ヘアゴムを身近におき、縄文時代に思いを馳せて、自分時間を楽しんでいただければと思います。

○商品名
 土偶ヘアゴム(遮光器土偶・山形土偶)
○販売価格
 各300円(ポストカード付)、数量限定(売り切れの際はご容赦ください)
○販売店舗
 明治大学博物館ミュージアムショップ「M2」
○営業時間
 月~金曜 10時00分~16時30分
 土曜日 10時00分~12時30分
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