明治大学博物館は、2026年3月31日、「博物館運営についてご意見を伺う会」を開催しました。本会は、2023年度から継続的に開催しているもので、ステークホルダーの皆様からご意見を伺い、当館の運営改善に生かすことを目的としています。
今回は、博物館学生広報アンバサダー4名、博物館友の会4名にご参加いただき、石川幹人館長(情報コミュニケーション学部教授)、堀田秀吾副館長(法学部教授)をはじめ、学芸員が同席しました。
第1部では、常設展刑事部門の新展示を視察しました。
当館では、学校法人明治大学中期計画(第3期)の一環として、2023年度から3年間にわたり、商品(2023年度)、考古(2024年度)、刑事(2025年度)の各部門において常設展示の刷新を行いました。
本展示刷新は、学術情報の更新に加え、建学の精神(権利自由、独立自治)に基づく人権・平和教育や、持続可能な開発目標(SDGs)の視点を取り入れるとともに、国際化教育への活用や学びのためのコミュニティ形成、博物館教育のバリアフリー化(社会的包摂)など、先進的な博物館活動の実現を目的としたものです。
第2部では、博物館広報の現状についてご意見を伺いました。
2グループに分かれて討議を行った後、全体で意見交換を実施し、オンライン発信や印刷物の活用について、長所・短所を含めた貴重なご意見をいただきました。
具体的には、企画展の魅力をより効果的に伝える手法として、短時間で内容を把握できるショート動画の活用や、展示の見どころを分かりやすく発信する工夫が求められるとの意見がありました。あわせて、来館者自身が体験や感想をSNSで発信したくなるような仕組みづくりの重要性についても指摘がありました。さらに、近年増加している外国人来館者への対応として、多言語での情報提供の充実や、展示解説・案内の分かりやすさの向上など、一層の受入環境整備を求める意見も挙げられました。
当館では、今後も定期的に意見交換の場を設け、来館者の視点を取り入れながら、展示および施設運営の改善に努めてまいります。
○ご参加いただいた皆様
<明治大学博物館学生広報アンバサダー>
津島聖也さん(情報コミュニケーション学部2年)、中島久依さん(国際日本学部2年)、山口涼太郎さん(文学部1年)、吉田陽菜さん(文学部1年)
<明治大学博物館友の会>
橋本秀夫さん、林信雄さん、奥田孝之さん、竹内茂雄さん