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「どうやって合格したの?」総合職で内定した5人に聞いた!—国家公務員を目指す君へ

行政研究所で思い出の場所 はここ!

北村:猿楽町校舎の22教室です。国家総合職の試験や官庁訪問の直前期に朝からみんなで集まって対策や雑談をしていたのを覚えています。精神安定剤でした。

伊藤:私も22教室です。面接や官庁訪問の対策で悩んだ時、不安になった時に、みんなに相談したり支え合ったりしたからこそ乗り越えることができました。こんなことができるのが行研の最大の魅力だと思います。

綿貫:同じく22教室です。みんなで集まって模擬面接などをしていたので多くの思い出がある場所です。また、自習室も毎日通って勉強をしていたので一番長く過ごした場所です。

坂口:私も22教室です。面接対策に加えて経済区分の授業もここで受けていたので、行研での大半の時間を過ごした場所です。朝から晩まで皆と悩みや不安を共有し合った日々が、とても懐かしく感じられます。

野中:22教室と、201の自習室です。22教室はみんな言ってくれているように、「チーム行研」の結束を強められた場所です。201は「マイスペース」として安心できる場所でもありました。自身の個人机がある自習室で、お気に入りのぬいぐるみやヘッドホン、マグカップなどを置いて、まるで自分の部屋のようにしました。この空間があったからこそ長い間勉強できたと思っています。 


試験に合格するための得意科目と苦手科目の勉強法は?

伊藤:得意科目は文章理解です。教養試験は文章理解で得点を稼ぎたかったので、毎日自習室に来たら最初に1問解くと決めていました。勉強をルーティーン化したことで、得意だからといって勉強を怠ることがなくなり、安定して得点できるようになりました。苦手科目は国際関係です。日本と世界の動きを一つにまとめた年表を自分で作成しました。重要度が低い科目に時間をかけない代わりに、重要度が高い科目は苦手でも工夫しながら時間を割いて勉強しました。

野中:得意科目は政治学です。政治学は政治のあれこれを知れるという点で学問としておもしろかったからです。苦手な科目は民法です。全部理解するのは無理だと早々に諦めて、解けそうな分野だけ勉強するようにしました。

坂口:得意科目は経済学です。問題集を解く中で分からない問題が出てきたときには、必ず先生に質問して解決し、疑問をそのままにしないよう心がけていました。苦手科目は法律系の科目です。暗記が苦手だったため、自分なりに要点をまとめたファイルを作り、常に持ち歩いて空き時間に少しずつ覚えるよう工夫していました。

綿貫:得意科目は行政学です。問題集や過去問を繰り返すことで傾向や苦手分野を把握することができ、その結果得点が安定しました。苦手科目は、行政法です。通学時間に必ず問題集を解くと決めて、継続して行っていました。

北村:得意な科目は憲法ですね。法律科目は出題のパターンを知ることが大事なので、インプットの後はとにかく問題に触れ、様々な傾向を掴んでいました。苦手科目は数的処理です。無理な問題は無理と割り切って、頑張ればできそうな問題をできる問題にしていくことを意識して問題演習していました。結果的に数的処理の中でも判断推理・資料解釈の点数が安定するようになりました。


モチベーションを上げる方法…それは仲間の存在!

坂口:毎日行研に通い、先生方や皆と積極的に会話するようにしていました。ひとりでいると不安な気持ちにとらわれやすかったので、会話をすることで気持ちを前向きに保つことができました。

綿貫:行研のみんなと話すことはもちろん、時には休息日を決めてメリハリをつけていました。

野中:モチベを保つために行っていたのは、自習室を自分好みにアレンジしたり、定期的に衣替えしたりしていました。また、教育関係の本を読んで、文科省で働いている自分を想像したり、一緒に勉強している仲間と談笑する。それからギターの弾き語り、ドラマを見るなど趣味に没頭することですね。

北村:今思えば、説明会等で志望官庁に足を運ぶなかで、ここで働きたい!って気持ちが高まり、モチベーションになっていた気がします。また落ち込んでいた時は猿楽町校舎で仲間たちと励まし合って、ここまで来られたと思います。

伊藤:みんなで励まし合いながら対策したり、時々一緒にご飯を食べに行ったりして気分転換もしたことで、頑張れたのかなと思います。長い就活を乗り越える上で、仲間と一緒に頑張れる行研の存在はとても大きかったです。

官庁訪問を終えて…

野中:官庁訪問対策で辛かったのは、官庁訪問のハードルの高さに愕然とし、プレッシャーに押しつぶされそうになった時です。乗り越えられたのは、次の2つがあったからだと思います。一つ目は、大学3年生の秋ごろから自身で作成していた、官庁訪問対策レジメです。それを見返す事で考えの整理ができるとともに、「今までこれだけやってきたから大丈夫だ」と自分を鼓舞することもできました。二つ目は、先生や友人との会話です。先生に模擬官庁訪問をやっていただいたり、みんなと政策について話し合ったりしたことでたくさん成長できたと思っています。

伊藤:官庁訪問対策では、自分の考えが思うようにまとまらなかったり伝わらなかったりしたことが大変でした。官庁訪問の前日や当日はついにこの時が来てしまった…という気持ちでした。ですが、ここまで一緒に頑張ってきたみんな、指導して下さった先生やOBの方、ここで働きたい!これに人生を懸けたい!という気持ち、「最善を尽くす」という自分の中で大切にしていることを思い出して乗り越えました。

北村:僕は官庁訪問前の対策が一番辛かったです。自己分析や政策研究を進めていく中で、自分に足りていないものを知ることや、本当にやりたいことが分からなくなることがあり、苦痛でした。しかし仲間たちや先生方の力もあり、なんとか乗り越えることができました。素直に自分の悩みを相談できる方が近くにいることが大きかったです。始まってしまえば、二週間はあっという間でした。

坂口:官庁訪問の時期は他の公務員試験と日程が重なっていて、約2週間毎日試験や面接が続くことが大変でした。それでも「ここが正念場だ」と覚悟を決めて臨んだことで、いざ始まってみると自然と集中力や活力が湧き、むしろ充実した日々を送れたと感じています。

綿貫:官庁訪問期間は面接が続き、体力的に大変でした。ですが、ふと今までを振り返ったときに、後悔なく終わりたいという気持ちが大きくなり、最後まで頑張ることができました。連日みんなと連絡をとり、励まし合っていたことも心の支えとなりました。


新入生のみなさんへ

北村:公務員を目指す皆様には、ぜひ根気強く頑張ってほしいです。公務員試験は長期戦であり、挫けそうになってしまう瞬間が何度も訪れます。しかし行政研究所にはそんな瞬間を乗り越える力を与えてくれる仲間と先生方がいます。ぜひ皆様も周りの仲間と共に公務員就活に挑んで、頑張ってください。応援しています。

伊藤:公務員試験は道のりが長く、大変なことも多いですが、行研であれば絶対に乗り越えられると思います。そして、後悔のない進路選択ができ、公務員試験を単なる就活で終わらせることなく、それ以上のものを得ることもできるはずです。今振り返ると、行研がなければ、そもそも公務員試験を諦めていたかもしれないと感じるくらい行研があったからこそ成功させることができた就活でした。公務員になりたい!という想いがあれば、ぜひ行研という最高の環境で合格を掴み取って下さい。応援しています!

野中:公務員試験は、挑戦しようと決めることが最初にぶち当たる高い壁だと思います。私がそうでした。ただ、一歩ずつ進むことで着実にゴールに近づくのが公務員試験でもあります。「行動は習慣をつくり、習慣は人格をつくり、人格は運命をつくる。」私の座右の銘です。まずは行動から!ぜひ、今考えていることを行動に移してみてほしいなと思います。

坂口:行政研究所は公務員を目指す学生にとって、授業や設備が充実しているだけでなく、何より人の魅力があふれる場所です。先生方やOBOGの方々からの手厚いサポートに加え、同じ目標に向かって切磋琢磨できる仲間と出会える貴重な環境だと思います。自分一人で抱え込まず、多くの人と関わり協力しながら、自分が納得できる道を切り拓いてください。OGの一人として、心より皆さんを応援しています。

綿貫:行政研究所での学びや経験は、公務員を目指すうえで本当に大きな支えになります。困難や不安もあるかもしれませんが、行政研究所でなら乗り越えることができると思います。皆さんを心から応援しています。





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