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秘められた戦争の裏側を見てみませんか

明治大学平和教育登戸研究所資料館

【再展示】第10回企画展「少女が残した登戸研究所の記録」開催中(10月26日更新)

2021年10月26日
明治大学 平和教育登戸研究所資料館

明治大学平和教育登戸研究所資料館は,新型コロナウイルス感染症防止のため会期中に臨時休館となった第10回企画展「少女が残した登戸研究所の記録—陸軍登戸出張所開設80年—」を9月29日(水)~11月13日(土)に再展示いたします。入場料無料。
※会期延長決定しました。


【内容】
今から約80年前の1939(昭和14)年,現在の明治大学生田キャンパスがある場所にあった陸軍科学研究所登戸実験場は,登戸出張所と名称を変えました。これは,単なる呼称変更ではなく,それまでの電波兵器研究部門を第一科とし,新たに毒物・薬物・生物兵器等を開発する第二科と,中国の偽札等を製造する第三科が増設され,ここに総合的な秘密戦研究所としての登戸研究所が成立したのです。この特殊な研究機関に関する物的資料は1945年の敗戦に際して徹底的に焼却・破壊され,登戸研究所の活動を示すものは,全て抹殺されたと思われてきました。ところが,今から30年前の1989(平成元)年に,登戸研究所にタイピストとして勤めていた関コトさんが登戸研究所の数百枚もの文書を持っていると名乗り出たのです。当時,十代の少女だったこの女性が,なにゆえ登戸研究所の文書を持っていたのか,そして,そこには何が記されていたのか,『雑書綴』と名付けられた文書から登戸研究所の秘密に迫ります。


【開催概要】
第10回企画展「少女が残した登戸研究所の記録 -陸軍登戸出張所開設80年-」再展示
会  期:2021年9月29日(水)~11月13日(土)※会期延長決定しました。
※一般の来館者は事前の予約が必要です
休 館 日:日曜~火曜,祝日
※今後の状況により学内限定開館または臨時休館する場合もございます。
会  場:明治大学平和教育登戸研究所資料館
開館時間:水曜~土曜 10:00~16:00
入 館 料:無料
主  催:明治大学平和教育登戸研究所資料館
後  援:川崎市,川崎市教育委員会


チラシPDFはこちら


企画展の内容は当館ホームページでもご覧いただけます。
HP:https://www.meiji.ac.jp/noborito/event/index.html
企画展>2019年度 第10回企画展をクリックしてください。


【予約方法】
1 下記お問い合わせ先へ前日16時までにご連絡ください。FAX,Eメールは資料館からの返信を持って確定します。
2 各日①10時~13時,②13時~16時の入館枠で10名ずつ受け付けます。
3 予約時には次の項目をお知らせください。
(1)ご希望日と時間枠(できれば第二希望まで)
(2)代表者氏名と緊急連絡先
(3)予約人数
(4)全員のフルネーム
(5)Eメールの場合はメールアドレス


【関連イベント】
当館初の試みとして館内からzoomを使用したLIVE配信での展示解説会を予定しています。
開催日時:10月30日(土)13:00-14:30
開催方法:オンライン(zoomウェビナー)
解  説:館長 山 田 朗(明治大学文学部教授)
定  員:400名
お申し込み方法:下記お問い合わせ先へ氏名とEメールアドレスを添えてお申し込みください。


【お問い合わせ先】
明治大学平和教育登戸研究所資料館
〒214-8571神奈川県川崎市多摩区東三田1-1-1明治大学生田キャンパス内
メール noborito@mics.meiji.ac.jp
電話/FAX 044-934-7993
受付対応時間 火曜    13時半~16時半
       水曜~土曜 9時半~16時半