明治大学平和教育登戸研究所資料館 動画集
2024年度帝銀事件関連イベント 講演会「帝銀事件第二十次再審請求の現状について」 開催のお知らせ(9月17日更新)
2024年06月11日
明治大学 明治大学 平和教育登戸研究所資料館
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1948(昭和23)年1月に発生した集団毒殺強盗事件「帝銀事件」。
犯行に使われた毒物は,登戸研究所が開発製造した「青酸ニトリール」ではないかと疑いがもたれ,犯人は旧軍関係者ではないかと警察は捜査を進め,元登戸研究所員も取り調べを受けました。しかし逮捕されたのは旧日本軍とは関係のない日本画家・平沢貞通で,平沢は死刑判決を受けます。生前数度にわたり平沢は再審請求を行いますが,獄死後も再審請求は続けられ,現在第二十次再審請求が行われています。
今回は再審請求弁護団より2名の講師をお迎えし,毒物鑑定について,ディスコミュニケーション分析の視点からなされた帝銀事件再審請求の経過に関する心理学的検討についてお話いただきます。
≪開催概要≫
日 時 2024年9月21日(土)12:30~16:00
講 師
内ヶ崎西作先生(東京医科大学基礎社会医学系法医学分野主任教授)
タイトル
帝銀事件 ~使用された毒の不思議~
講演概要
解剖の際に検出された毒について
山本登志哉先生(教育学博士,一般社団法人発達支援研究所所長,供述心理学研究所・埼玉所長)
タイトル
裁判所の平沢供述評価を問い直す:「注意則」にすら違反するその判断について
講演概要
第20次再審請求に際し,東京高裁に提出した意見書の概要から,裁判所の平沢供述評価の問題点を説明する。
会 場 中央校舎6階メディアホールおよびZoomウェビナー
参加費 無料
定 員 会場270名(予約不要),オンライン400名(オンライン参加のみ要事前予約制)
オンライン参加の方の申込方法 QRコードを読み取るかタイトルを「9/21講演会オンライン申込」とし,本文にご自身のメールアドレスを入力のうえ,
下記アドレスまでメールでお申し込みください。9月16日(月)締め切り。
E-Mail: noborito@mics.meiji.ac.jp
犯行に使われた毒物は,登戸研究所が開発製造した「青酸ニトリール」ではないかと疑いがもたれ,犯人は旧軍関係者ではないかと警察は捜査を進め,元登戸研究所員も取り調べを受けました。しかし逮捕されたのは旧日本軍とは関係のない日本画家・平沢貞通で,平沢は死刑判決を受けます。生前数度にわたり平沢は再審請求を行いますが,獄死後も再審請求は続けられ,現在第二十次再審請求が行われています。
今回は再審請求弁護団より2名の講師をお迎えし,毒物鑑定について,ディスコミュニケーション分析の視点からなされた帝銀事件再審請求の経過に関する心理学的検討についてお話いただきます。
≪開催概要≫
日 時 2024年9月21日(土)12:30~16:00
講 師
内ヶ崎西作先生(東京医科大学基礎社会医学系法医学分野主任教授)
タイトル
帝銀事件 ~使用された毒の不思議~
講演概要
解剖の際に検出された毒について
山本登志哉先生(教育学博士,一般社団法人発達支援研究所所長,供述心理学研究所・埼玉所長)
タイトル
裁判所の平沢供述評価を問い直す:「注意則」にすら違反するその判断について
講演概要
第20次再審請求に際し,東京高裁に提出した意見書の概要から,裁判所の平沢供述評価の問題点を説明する。
それは浜田鑑定にあきらかなような「渦中の視点」から見てありえない供述であるということ以前に,そもそものちに司法研修所で裁判官自らが作り出した,自白評価についての「注意則」の基準にすら違反する。
「注意則」は多くの課題を指摘されてはいるものの,現在も有力な評価基準として裁判官に用いられており,したがってもし現時点で裁判が行われたとしたら,もはや過去の裁判所のような判決や決定はありえないだろう。
会 場 中央校舎6階メディアホールおよびZoomウェビナー
参加費 無料
定 員 会場270名(予約不要),オンライン400名(オンライン参加のみ要事前予約制)
オンライン参加の方の申込方法 QRコードを読み取るかタイトルを「9/21講演会オンライン申込」とし,本文にご自身のメールアドレスを入力のうえ,
下記アドレスまでメールでお申し込みください。9月16日(月)締め切り。
E-Mail: noborito@mics.meiji.ac.jp
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Email:noborito@mics.meiji.ac.jp