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明治大学平和教育登戸研究所資料館

講演会「帝銀事件第二十次再審請求の現状について」一部動画配信開始のお知らせ

2024年10月24日
明治大学 平和教育登戸研究所資料館

 9/21に開催しました講演会「帝銀事件第二十次再審請求の現状について」 当初アーカイブを残さない予定でしたが、今回、一部をYouTubeで公開できる運びとなりました。ぜひ、この機会にご覧いただければ幸いです。

YouTube動画リンク→帝銀事件 講演会「裁判所の平沢供述評価を問い直す:『注意則』にすら違反するその判断について」

講 師:山本登志哉氏(教育学博士,一般社団法人発達支援研究所所長,供述心理学研究所・埼玉所長,みんなの大学校教授,駒澤大学非常勤講師)
概 要: 第20次再審請求に際し,東京高裁に提出した意見書の概要から,裁判所の平沢供述評価の問題点を説明する。 それは浜田鑑定にあきらかなような「渦中の視点」から見てありえない供述であるということ以前に,そもそものちに司法研修所で裁判官自らが作り出した,自白評価についての「注意則」の基準にすら違反する。 「注意則」は多くの課題を指摘されてはいるものの,現在も有力な評価基準として裁判官に用いられており,したがってもし現時点で帝銀事件の裁判が行われたとしたら,もはや過去の裁判所のような判決や決定はありえないだろう。