Be a professional
人材ビジョンは、建学の精神、倫理観、学生や生徒を応援する気持ちなど、これまで学内で受け継がれてきたことに、いま職員に求められている役割や行動を加味し、職員として目指すべき姿を示すものです。年次や役職に関わらず全員で共有することで、より大きな目標に向かうことができる組織を目指します。
私たち職員は、学生を支える者として、また、大学という公共的・社会的事業の担い手として、高い倫理観のもと、教員と協力して堅実かつ着実に業務を遂行しています。このような職員としての根幹を維持しながら、「分厚い職員」を目指します。
「分厚い職員」に求められる3つの行動を以下に示します。
変革には反発や労力、失敗がつきものですが、信念をもって一人ひとりが行動を起こすことで、明治大学に新たな価値を創造します。
具体的には、私たちは以下のように行動します。
・あるべき姿を常に思い描き、課題やリスクを分析し、解決方法を探る。
・確かな業務知識に基づき、施策を立案・実行することで、新しい価値を創造する。
・困難な状況や難題に対して、粘り強く最後まで取り組み、目的を達成する。
推進にあたっては、核となりリーダーシップを発揮する人、サポート役となりフォロワーシップを発揮する人の双方が必要です。各々が経営の担い手という自覚をもち、役割を果たすことで、チームに推進力を与え、より大きな成果を生み出します。
具体的には、私たちは以下のように行動します。
・部門、立場、世代を越え、明治大学にとって何が最適かを考えぬく。
・時にはリーダーとして、時にはフォロワーとして、チームに貢献する。
・大学業界のみならず社会の動向に目を向け、新たな発想や多様な視点を取り入れる。
環境や置かれている状況は人によって違いますが、それぞれが個々のペースで一歩ずつ進んでいくことが大切です。
具体的には、私たちは以下のように行動します。
・明確な目標と意欲を持ち、常に知識と能力を磨き続ける。
・他者の成長を認め、喜び、更なる成長を後押しする。
・互いの価値観や個性を尊重し、自分自身の可能性を信じて成長を続ける。
私たちは、この人材ビジョンの浸透を通じて、時代の変化に対応できる「分厚い」組織となることを目指します。これまでの働き方や考え方を否定するのではなく、今までのやり方から一歩踏み出すことが、明日の私たちを、明日の明治大学を作ります。
私たちを、明治大学を、さらに「前へ」