研究・知財戦略機構 学内フォーマット集
船用ディーゼル機関マネージメントシステムの開発
研究課題名 | 船用ディーゼル機関マネージメントシステムの開発 | ||
研究種目等 | 基盤研究 (C) | ||
研究概要 | (研究実施計画) マネージメントシステムの試作 前年度の成果に基づいて仕様決定した1気筒用マネージメントシステムを試作する。前年度の実験において観測された指圧センサ出力とロードワッシャ出力間の位相差については,必要に応じて出力ラインの一方に位相補償のための回路を挿入する。電気的な仕様として,耐ノイズ性を向上させるため,全信号ラインおよびIMEPモニタのためのサンプリングパルス入力段には絶縁アンプを挿入する。また,ロードワッシャ信号の入力段には遮断周波数が可変できるローパスフィルタ,ハイパスフィルタを挿入する。ここでは,同マネージメントシステム(試作品)を購入申請している。チャージアンプは現有設備(明大)が活用できる。 マネージメントシステムの総合評価 これまで使用してきた単気筒ディーゼル機関に加え,3気筒ディーゼル機関(海上安全研究所)を用い,種々の運転条件の下で,試作マネージメントシステムの妥当性を検証する。3気筒機関では,その内の1気筒に同マネージメントシステムを装着して実験を行う。センサとして,ロードワッシャを使うことを基本とするが,必要に応じて,より汎用性の高い歪みセンサをヘッドボルトに直接,貼りつけて使用することも試みる。3気筒機関では特に気筒間の干渉に注目した実験を計画しており,出力の入力段に気筒間の干渉を回避するための信号処理回路を挿入し,また同マネージメントシステムに手直しを加える。同システムの総合評価を行い,オンボード船用ディーゼル機関マネージメントシステムとして,実用化への目途をつける。 |
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研究者 | 所属 | 職 | 氏名 |
理工学部 | 教授 | 土屋一雄 | |
補助金額(千円) ※直接経費のみ |
1,700 | ||
研究期間 | 2005.4~2007.3 | ||
リンク |