研究・知財戦略機構 学内フォーマット集
トスカナ大公国における宮廷の誕生と形成
研究課題名 | トスカナ大公国における宮廷の誕生と形成 | ||
研究種目等 | 若手研究 (B) | ||
研究概要 | (研究実施計画) 本年度は本科学研究費の最終年度であるため,基本的にこれまでの研究を論文として発表していくことを最大の目標とする。 2年間かけて研究してきた宮廷役職者の中でもフィレンツェ出身者についての分析はほぼ終了したので,まずこれを論文の形にすることを第一の目標とする。 一方で,次の段階として,宮廷におけるトスカナ出身者に着目し,宮廷にどれくらいトスカナ地方の出身者がいたのか,彼らはどの地域から来ており,どのような家柄の出身者なのかを分析していきたい。分析母体となるのは,宮廷給料簿や市民権付与の記録などであり,フィレンツェやトスカナ諸都市の古文書館での調査を行う予定である。トスカナ出身者について分析することによって,トスカナ大公国における領域支配という問題についても新たな知見が得られるだろう。したがって領域支配の問題について,研究文献の収集を行う予定である。 また宮廷文化については,現在進めているギリシア・ローマ神話が宮廷人にどのように受け入れられていったのかについての研究を完成させ,論文の形にまで持っていくことを目標とする。 |
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研究者 | 所属 | 職 | 氏名 |
商学部 | 助教授 | 北田葉子 | |
補助金額(千円) ※直接経費のみ |
1,400 | ||
研究期間 | 2004.4~2007.3 | ||
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