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特定課題研究ユニット詳細 2006年度

ことわざ学研究所

研究所名 ことわざ学研究所
研究課題名 ことわざの総合的研究
研究所概要 (研究目的・成果達成のイメージ)
 庶民の暮らしの中で,ことわざが重要な役割をはたしていること,また,それゆえに,ことわざの本格的な研究が必要なことは,大西祝,藤井乙彦,柳田國男らによって指摘されてきた。
 しかし,ことわざ研究は,民俗学や言語学などの片隅での副次的な課題とされ,市井の好事家の営為にとどまりがちであった。
 ことわざ学研究所においては,ことわざを学際的・総合的に研究することを課題とし,ことわざ学を新たな学問領域として確立することをめざし,基礎的な研究から着手する。
 そして,ことわざが民俗学や言語学ばかりか,法学,歴史学,文学,体育・スポーツ教育,その他の分野にかかわる広大な領域に分布していることの認識を広めるとともに,ことわざを専門とする研究者の育成・支援をはかる。
 これに平行して,ことわざの教育実践への導入法などを検討するとともに,可能な限り市民に開かれたかたちで活動して,その成果を共有したい。
研究者 所属 氏名
  法学部 教授 山口政信
  法学部 教授 林雅彦
  國學院大學 講師 伊藤高雄
  学習院大学 講師 北村孝一
  大妻女子大学 教授 松村恒
研究期間 2006.4~2011.3
リンク ことわざ研究会ホームページ