本研究クラスターは漆の先端的研究プロジェクトを構築して「漆の資源育成」、「漆の学際的研究」及び「先端的応用研究」の課題に取り組んでいます。
その目標を達成するために本研究クラスターでは次の3つのサブユニットで研究しています(図1)。
サブユニット1の「ウルシ資源育成研究」は、高品質の漆液を確保するために優秀なウルシの木を育てることにある。そのためにウルシの育成に関わる環境条件や影響因子を選び出し、ウルシの木の育成マニュアルをまとめる。またこれらのデータと研究成果を東南アジアのウルシ資源(ベトナムのハゼノキ漆、タイ・ミャンマーのブラックツリー漆)の育成と管理に応用してアジアの漆資源の有効活用を研究開発します。
サブユニット2は「漆の学際的研究」で、漆の伝統文化を学際的に研究することで漆材料の有効利用や漆芸の解明に関する研究に取り組んでいます。歴史的な漆工芸品の科学分析で、どのような種類の漆を使い、どのような材料とともにどんな技術で漆器が作られたかを研究します。これは漆の伝統文化の究明と、漆の交易、文化交流の歴史を探る研究です。
サブユニット3は「漆の先端的応用研究」で、我々がこれまで開発してきたハイブリッド漆、ナノ漆、酵素重合型漆、東南アジアの漆利用技術、合成漆を利用した新しい漆製品を制作する応用研究に取り組んでいます。
その目標を達成するために本研究クラスターでは次の3つのサブユニットで研究しています(図1)。
サブユニット1の「ウルシ資源育成研究」は、高品質の漆液を確保するために優秀なウルシの木を育てることにある。そのためにウルシの育成に関わる環境条件や影響因子を選び出し、ウルシの木の育成マニュアルをまとめる。またこれらのデータと研究成果を東南アジアのウルシ資源(ベトナムのハゼノキ漆、タイ・ミャンマーのブラックツリー漆)の育成と管理に応用してアジアの漆資源の有効活用を研究開発します。
サブユニット2は「漆の学際的研究」で、漆の伝統文化を学際的に研究することで漆材料の有効利用や漆芸の解明に関する研究に取り組んでいます。歴史的な漆工芸品の科学分析で、どのような種類の漆を使い、どのような材料とともにどんな技術で漆器が作られたかを研究します。これは漆の伝統文化の究明と、漆の交易、文化交流の歴史を探る研究です。
サブユニット3は「漆の先端的応用研究」で、我々がこれまで開発してきたハイブリッド漆、ナノ漆、酵素重合型漆、東南アジアの漆利用技術、合成漆を利用した新しい漆製品を制作する応用研究に取り組んでいます。