厳しい選考を通過し、2013年9月より国連ボランティアに参加している積田和茂さん(経済学科4年)より、近況報告が届きました。
「ルワンダでの活動を始めてから、早くも5ヶ月が経ち、1ヶ月を残すのみとなりました。こちらでの生活、国連での仕事にすっかり慣れた今、主に3つの仕事に関わっています。
1つ目は、派遣当初から関わっているコミュニケーションセクターでの広報活動です。One UN RwandaのウェブサイトのためにUNVの活動を記事にまとめ、発信しています。また、政府関係者などに国連の活動を簡潔に伝えるべく、主なプログラムをまとめたバナーの作成を担当しています。
2つ目に、私が所属する機関であるUNVにおいて、Youth Volunteeringに関するリサーチ活動を行っています。他国が実施した若者とボランティアに関するプログラムを検証し、その成功例をどのようにルワンダのプログラムにあてはめることができるのかをレポートにまとめる予定です。
3つ目に、国際労働機関(ILO)において、「若者の雇用促進プログラム」の立ち上げのサポートをさせてもらっています。以上3つの仕事以外にも、2月に入ったいまから、フィールドワークとしてユースセンターにおいて、ルワンダ人の国連ボランティアの活動のサポートをする予定です。オフィスにずっと滞在するのではなく、もっと若者と近い位置で仕事がしたいという想いを上司が尊重してくれたため、フィールドで働くことができそうです。若者にICTスキルを教えたり、一緒にスポーツをできたりすればいいなと思っています。残りの1ヶ月を上記3つの仕事+フィールドワークを中心に過ごしていきます。」
積田さんは、本学部のグローバル人材像通り活躍している学生です。
また、積田さんが国連ボランティア計画(UNV)向けにボランティアデーについて書いた記事が、以下のリンクの通り国連のウェブサイトに掲載されました。
http://social.un.org/youth-flash/Jan2014.html 