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震災等復興活動

農学部のジャガイモが市民グループを通じて石巻市へ

2011年08月02日
明治大学 震災復興支援センター

 明治大学震災復興支援センターは,7月21日,浦安ボランティア活動拠点にて、明治大学農学部で学生たちが生産したジャガイモ10キログラム分を、石巻市渡波(わたのは)の栄田地区を支援している市民グループ「心をつなごう 浦安KS−渡波RO」に贈呈しました。震災復興支援センター副センター長の水野勝之商学部教授から、同会代表の志摩一美さんに手渡されました。このじゃがいもは,同グループを通じて,石巻市の栄田地区に送られます。

 今回のじゃがいもの提供は,明大生がボランティアとして行っている東北物産品の販売支援「被災地サポートマルシェ」の活動を通じた同市民グループとの交流から実現したものです。

 栄田地区には,約500世帯がありましたが、津波によって被災し、現在は2割程しか残っておらず,半壊の家に住んでいる人も多くいます。現在でも,物資がなかなか行き届かない状態です。志摩代表は「これまで現地を4回訪問しました。最初に訪れた5月には車でも行けず、栄田地区のお困りの状況を目の当たりにしました。明治大学とも協力し合って,今後の活動を継続していきたい。」とお話になられました。志摩代表の市民グループでは,被災地域の人たちと直接連絡を取ってきめ細やかな支援を行う「顔の見える支援」として、浦安市と石巻市の人々をつなぎ,被災者同士が支援しあう活動に取り組んでいます。

お問い合わせ先

明治大学教学企画事務室(震災復興支援センター)

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Email:fukkou@mics.meiji.ac.jp