国際日本学部・宮本大人准教授(写真・左)の司会によるトークショー
本学震災復興支援センターは、千葉県浦安市にボランティア活動拠点を設けて活動してきました。これまで,土のうの修復や東北物産品の販売ボランティア等を行ってきましたが,被災地の再生には“ふれあい”が大切であることを学びました。そこで新たなプロジェクトが始まります。すでに朝日新聞や読売新聞で報道されていますが、マンガを通じての大学生と子どもとのふれあいを作っていく「マンガ寺子屋」プロジェクトです。そのオープニングセレモニーが浦安のイベントホール「Wave101」にて開催されました。
当日は、ご来賓として松崎秀樹浦安市長、および松本昭夫鳥取県北栄町長にお越しいただきました。松崎浦安市長には6月のボランティア活動拠点のオープニングセレモニーの際にもお越し頂いております。マンガ王国・鳥取県北栄町の松本町長には、昨年より先行してマンガ寺子屋プロジェクトを開催させてもらっており、浦安のプロジェクトのために、同町で集まったおよそ700冊の漫画を贈呈していただきました。
第二部では、元小学館漫画部長で赤塚不二夫などの名漫画家を担当された名編集者の武居俊樹氏に御講演いただきました。赤塚氏の名作「天才バカボン」や「もーれつア太郎」などの貴重な誕生秘話をお話いただき、会場はとても盛り上がりました。
浦安ボランティア活動拠点には、明治大学生から300冊の漫画の提供もあり、およそ1000冊の漫画が集まりました。これらの漫画は地元小中学生に、毎週火・水曜を除く2:30から4:30の間に開放する予定です。また、地元漫画家をお招きしての講演会や漫画描き方教室などの開催も予定されています。