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震災等復興活動

岩手県大船渡市で文学部平山ゼミナールの学生がクリスマスパーティーを開催しました

2014年01月23日
明治大学 震災復興支援センター

ビンゴゲームで楽しそうに数字を確かめている仮設住宅の方々ビンゴゲームで楽しそうに数字を確かめている仮設住宅の方々

 12月24日(火)、真っ白に雪化粧をした岩手県の大船渡市宮田仮設住宅で、文学部平山ゼミナールを中心とした学生6人がクリスマスパーティーを催し、仮設住宅の住民の方々約30人とともに、心暖まる楽しいひと時を過ごしました。

 この仮設住宅の自治会長のご一家は、以前から平山ゼミナールの活動にとてもご理解があり、学生達の甘い考えに対しては厳しく叱正し、意欲的な活動には全面的に応援をして、本気でつきあって下さっていました。ゼミ生達はそれに支えられ、自分たちにできる復興支援を精一杯しようという気持ちを強めていました。今回のクリスマスパーティーは、もっと宮田仮設の方たちと交流をしたい、少しでも笑顔になってほしいという願いから、ゼミ生が企画し、平山ゼミナールの全員でクリスマスプレゼントを用意するなど、準備をしてきたものです。

 クリスマスケーキやご馳走をみんなでいただきましたが、ご家族を津波で亡くし一人暮らしをしている方も多く、「みんなで食べると美味しいねえ」という声が。学生と住民の方が久しぶりに再会し話が弾み、学生が熱心に耳を傾けるので、住民の方が胸にためていた気持ちを話すこともありました。
 専門知識を生かした、平山満紀准教授によるセルフケアのミニ講習会や、ビンゴゲームなどで盛り上がり、最後にみんなで復興ソング「花は咲く」を合唱しました。笑顔があふれるお開きとなりましたが、立ち去らずに学生達と話に花を咲かせた方たちもいました。

 翌日25日(水)には、平山准教授が大船渡市のカメリアホールで、セルフケア講習会を開催しました。これまで平山准教授は、千葉県にある浦安ボランティア活動拠点で同様の講習会を毎月開催してきましたが、被災した方たちの心身の疲れを、少しでも軽くしていただくため、大船渡市でもこれから開催していく予定です。この日は7人の参加者が、不眠、腰痛などの身体の辛さを訴えられ、野口整体に基づく呼吸法や手当法で、ずいぶん楽になったと言われました。
 2月にも同じ大船渡市カメリアホールにて、セルフケア講習会を開催いたします。参加ご希望の方は直接会場においで下さい。

<大船渡市セルフケア講習会>
◎日時:2月21日(金) 18時~20時
  場所:カメリアホール(大船渡市民交流館) 2F会議室 

◎日時:2月22日(土)1回目:9時~11時、 2回目:12時~14時
  場所:カメリアホール(大船渡市民交流館) 2F会議室 

◎日時:3月16日(日) 16時半~18時半
  場所:カメリアホール(大船渡市民交流館) 2F会議室 

※それぞれ参加費無料(定員20名)