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震災等復興活動

「陸前高田ドキュメンタリー『あの街に桜が咲けば』上映会 & トークショー」を開催しました

2014年03月26日
明治大学 震災復興支援センター

 3月15日(土)に開催された「陸前高田ドキュメンタリー『あの街に桜が咲けば』上映会 & トークショー」に、ファシリテーターとして参加した学生から報告がありましたのでご紹介します。
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 2011年3月11日の東日本大震災によって大きな被害を受けた岩手県陸前高田市。その陸前高田市で地域の有志が「桜ライン311」という取り組みを始めた。この取り組みは、津波到達点に桜を植樹し、1本の桜のラインを風景の中に創る取り組みである。また同じような災害が発生する時に、この桜のラインより上に逃げれば助かるというメッセージを後世に残す「防災」の側面と、観光や経験産業につなげる「まちづくり」という側面を持ったユニークな取り組みである。
 その取り組みを取材し、映画化したものが『あの街に桜が咲けば』である。毎年、NPO法人桜ライン311の東京活動報告会を明治大学で開催しており、そのご縁で本企画が行われた。ご協力を賜りました関係者の皆様に、厚く御礼申し上げます。

【詳細】
 開催日時:2014年3月15日(土)14:00~17:00
 開催場所:明治大学駿河台キャンパス リバティータワー10階 1103教室
 参加者数:97名(来場者84名/関係者13名)
 主催:『あの街に桜が咲けば』上映会in明治大学実行委員会
 共催:明治大学震災復興支援センター、地域支縁団体ARCH、TYC3.11実行委員会
 協力:NPO法人桜ライン311

【実施内容】
①映画上映・小川光一監督講演会(14:15~15:40)
→40分ほどの映画上映と、小川監督からの講演が行われた。映画の強いメッセージと小川監督の「もし私たちが住んでいる場所で、同じような災害があった時に、大切な人を守れるのか?」という陸前高田に関わる中での問いが来場者の方にも大きな印象となった。

②陸前高田な学生座談会(16:00~17:00)
河合信哉(NPO法人Youth for 3.11 代表理事/埼玉大学3年)
上田彩果(NPO法人SET/立教大学2年)
瀬川達也(青学ボランティアステーション 前代表/青山学院大学4年)
穂坂彩乃(明治大学都市計画研究室/明治大学大学院1年)
※ファシリテーター:佐藤柊平(地域支縁団体ARCH/明治大学4年)
→陸前高田市での復興支援活動や、それぞれが感じる現状、陸前高田への想いを議論した。
 

 『あの街に桜が咲けば』上映会 in 明治大学実行委員会
 実行委員長 佐藤柊平(農学部4年)