震災復興支援センターと博物館は、宮城県気仙沼市にあるリアス・アーク美術館に常設展示されている
震災記録写真の写真展を開催いたします。
リアス・アーク美術館(気仙沼市)は、2011年3月11日に発生した東日本大震災とその津波による被害という重大な出来事を、地域の重要な歴史・文化的記憶として後世に伝えるといった命題に向き合い、学芸員が中心となって災害被害の実態記録・調査を開始しました。約2年間で、約30,000点の写真を撮影し、約250点の被災物を収集しています。この展覧会では、リアス・アーク美術館常設展「東日本大震災の記録と津波の災害史」で展示されている写真の中から39点を展示いたします。キャプションに記された“語り”によって写真は命を吹き込まれ、生起した出来事の重さが浮き彫りになります(右写真参照)。
また、2月21日(土)には記念講演会を開催いたします。皆さまのご来場をお待ちしております。
≪震災記録写真展≫
会 期:2015年2月23日(月)~3月26日(木)10:00~17:00
(日曜・祝日は休室)
※2月21日(土)記念講演会開催にともなうプレオープン(10:00~12:30、講演会終了後~17:00)
会 場:
明治大学博物館 特別展示室
駿河台キャンパス アカデミーコモン地下1階
主 催:リアス・アーク美術館写真展学生実行委員会/明治大学震災復興支援センター/明治大学博物館
後 援:気仙沼市
協 力:リアス・アーク美術館
入場料:無料
≪記念講演会≫
講 師:山内宏泰氏(リアス・アーク美術館学芸員)
「まちの記憶・震災の記憶/記録と表現について」~リアス・アーク美術館の試み~
日 時:2月21日(土)13:00~15:30
会 場:駿河台キャンパス リバティタワー7階1073教室
参加費:無料(学生・一般・教職員、事前申込不要)
※講演に先立ち、学生による震災復興支援活動の報告を行います
※講演会終了後、展示室をご覧いただけます