教養科目 授業レポート

日本語論 戸村 佳代 教授

知っているはずの日本語を再発見する



2018年、“hampanai (半端ない)”という日本語の言葉が世界のメディアを賑わせました。日本人ならローマ字で“hanpanai” と書くところ。 “m” を使った方がカッコイイ? 外国の人は日本語の「ん」を発音できない?……わけではありません。実は日本人も間違いなく[hampanai]と発音しているのに、気が付いていないだけなのです。日本語論の授業では、知っているはずの日本語を言語学の手法で客観的に捉え直すことで、外国語学習にも役立つ日本語の仕組みを「再発見」していきます。

現代社会とスポーツ 田中 充洋 教授

スポーツを教養として、楽しく味わう為に!



アスリートの勝敗や記録に歓喜する私たち。さらに、ラグビーW 杯(2019)・東京五輪(2020)を間近に控え、スポーツへの関心は益々高まっています。他方、少子高齢化や過疎過密化は、アスリート教育への功罪・健康問題・コミュニティの希薄化などさまざまな問題を生んでいます。授業ではこうした社会におけるスポーツの意義や課題を多角的に考えていきます。

トレーニングの科学 一之瀬 真志 教授

トレーニングについての科学的基礎を身につけ、健やかに生きるための知識を得る



健康の維持・増進や運動パフォーマンスの向上には、運動トレーニングの実施は欠かせません。本講義では、トレーニングについての科学的基礎、トレーニングに対する生体反応と適応、さらに、トレーニングの種類や具体的な内容の決定方法、計画の建て方、効果の評価方法について解説します。安全で効果的なトレーニングを行うための科学的知識を身につけ、自分の健康や体力を管理し、高めることができる能力の獲得を目指しています。