本館(木造ハイブリッド構造)
黒川農場のコンセプトを具現化し、アグリエコファームのシンボルとなる環境建築づくりと、親しみやすく暖かみのある施設とするため、再生可能(持続可能)な素材を用いた建築、周辺環境と調和した建築、暖かみのある素材を用いた建築としました。
農場のシンボル的施設であり、アカデミー棟、展示温室等の地域活動ゾーン、加工実習棟等、教育・研究ゾーンをつなげるゲート的役割をもつ本館を、木造化しかつ、RC造・S造を適材適所に用いた架構システムである「ハイブリッド構造」としました。
地域、農場のシンボルとしての施設、利用者を迎えいれる開放的な施設、各研究・実習の機能を重視した施設、周辺の緑に馴染む施設、それぞれの場に群としてのテーマを持ち、全体として自然に融合したデザインを目指しました。