２０１６年度に採択された文部科学省「大学の世界展開力強化事業」（構想名称：ＣＬＭＶの持続可能な都市社会を支える共創的教育システムの創造）では、政治経済学部、理工学部建築学科／理工学研究科建築・都市学専攻および情報コミュニケーション学部という3つの取組部局が、それぞれの専門性を超えて共同し、学問領域を交わらせながら、取組を進めています。
２０１９年１１月２３日に開催された「明治大学アカデミックフェス」の中の「Fly to the World」というセッションにおいて、３部局が今年度取り組んできたプログラム及び２０１９年８月にバンコクで開催された「ＣＬＭＶ学生会議」について、プログラム参加学生代表１０名および教員４名が、英語でのプレゼンテーションを通じて活動報告・紹介を行いました。本報告会は３部局共通プログラムである「CLMV学生会議」「PBL型体験学習」に加えて、部局毎に行っている各プログラムの実施状況を広く情報発信するだけでなく、互いの部局が確認・評価することで、ピアレビューの機会にもなっています。
本報告会を通じて、異なる専門性を持つ学生の活動について、コメンテーターである教員を交えて英語で意見交換することで、学生それぞれの学びをプログラム終了後に再度省察する（or 振り返る＝reflection）機会となることを期待しています。今年の報告会では、来年のCLMV学生会議への期待や展望などの意見が交わされ、改めて分野横断的に学生たちが垣根を超えて学ぶことの重要性を再認識するとともに、学生同士の交流をさらに深めました。
最終年度となる来年度は、「CLMV学生会議」「PBL型体験学習」や各部局で展開するプログラムの実施に向けて改善点を明確にし、各プログラムの質向上へ向けて引き続き取り組んでいきます。
