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理工学部・理工学研究科取組

理工学部建築学科、理工学研究科建築・都市学専攻では、海外(特にアジア)で活躍できる都市・建築デザインの実務家を育成するため、2013年度に英語による博士前期課程「国際プロフェッショナルコース(2017年度より国際建築都市デザイン系)」(I–AUD)を開設しました。

また、I–AUD開設前から、アジア各国における都市空間や居住環境をテーマとした国際ワークショップを協定校等と共同実施し、多くの日本人学生を派遣してきました。加えて、正規交換留学生や日本でのワークショップへの短期留学生を数多く受け入れてきました。

理工学部建築学科、理工学研究科建築・都市学専攻建築学系(生田キャンパス)及び国際建築都市デザイン系(中野キャンパス)では、上記の実績に基づいて、ASEANやCLMV諸国の大学と、各国の特徴ある都市を基点とした多様な交流プログラムを開発し、展開します。

2018年度実施予定交流プログラム

派遣プログラム

2都市型ASEAN国際共同ワークショップ派遣プログラム

プログラム日程:2018年8月上旬予定





これまでの海外協定校等とのワークショップを発展させ、CLMV諸国の都市でのフィールド調査とバンコクの本学アセアンセンターでのワークショップを組み合わせて実施し、多様な学生間の交流を通してASEANにおける都市のあり方を実践的に学び・考えます。

これまで実績のあるチュラロンコン大学建築学部、シンガポール国立大学設計・環境学部、ラオス国立大学に加えて、カンボジア工科大学、王立芸術大学、ヤンゴン工科大学、ホーチミン市建築大学が参加し、多国間の教育交流を展開します。

チュラロンコン大学建築学部 短期留学派遣プログラム

プログラム日程:2018年8月上旬~9月上旬予定





学部4年生を対象として、チュラロンコン大学建築学部に夏休み期間の5週間程度派遣し、同学の設計演習科目を中心とした授業を受ける短期留学プログラムです。

現地で生活しながら、英語での授業を経験することで、アジア圏の事情を参照しながら国際的な視野を拡げ、実践的な設計能力や英語力を養うことを目的としています。また、留学中にはアセアンセンターで開催されるCLMV学生会議にも参加予定です。

国際実習派遣プログラム

プログラム日程:2018年9月上旬予定





学部2~3年生を対象として、バンコクの本学アセアンセンターやチュラロンコン大学建築学部などを中心に実施する現地講義・現地研修を組み合わせたプログラムです。これからの国際化を担う学生の育成を視野に入れて、躍動的に発展する都市バンコクの魅力に触れながら国際的な視野を拡げ、国外で学び・働く先輩たちや海外学生との交流を通して、将来への国際的飛躍の基礎づくりをすることを目的としています。

建築・都市国際共同ワークショップ派遣プログラム

プログラム日程:2019年1月上旬予定

海外協定校であるチュラロンコン大学建築学部と共同で、国際建築都市デザイン・ワークショップを開催し、両大学の学生が混成チームを作って、バンコク市内の運河沿いの地区の改善の提案に取組みました。本学学生が海外大学の学生と共同作業を行ない、実践的な協働のプロセスを通して専門的デザインスキルを身に付け、英語でのコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を養成することを目的としています。

受入プログラム

交換留学生受入れプログラム

東京での現地研修(フィールドトリップ)

チュラロンコン大学、シンガポール国立大学等の協定校から、半年あるいは1年の期間で交換留学生を受入れて、理工学部建築学科及び理工学研究科建築・都市学専攻国際建築都市デザイン系で学ぶプログラムです。設計演習科目においては、海外学生と国内学生が一緒に履修し、英語での共同作業などを行うことにより、日本においても国際的かつ実践的な教育の場を提供しています。2016年度は5カ国から計10名の交換留学生を受入れました。

短期留学研修受入れプログラム

チュラロンコン大学建築学部を中心とした協定校等から東京での短期留学研修への受入れを行なうプログラムです。期間中には、理工学部建築学科及び理工学研究科建築・都市学専攻国際建築都市デザイン系と連携したワークショップや交流の機会、東京という都市の魅力に触れるスタディツアーなどが実施されます。