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黒耀石研究センター

「ヒト‐資源環境と人類」2012年研究総会が開催されました

2013年04月23日
明治大学 黒耀石研究センター

文部科学省支援プロジェクト「ヒト‐資源環境系の歴史的変遷に基づく先史時代人類誌の構築」の2012年度の研究総会が開催されました。

2013年3月16日、9時から17時30分まで、明治大学アカデミーコモン8階A7/A8会議室において、文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援プロジェクト「ヒト‐資源環境系の歴史的変遷に基づく先史時代人類誌の構築」(代表 小野昭)の2012年度の研究総会が開催されました。

当日のプログラムは次のとおりです。
1あいさつ  小野 昭


2各部門の概要報告
2-1島田和高(ヒト-資源環境系グループ):2012年度広原遺跡群の考古・古環境調査

2-2杉原重夫(資源環境基礎論グループ):黒曜石原産地周辺の環境調査

2-3公文富士夫(古環境解析グループ): 長野県長和町広原湿原の層序と堆積環境2012年度の学術ボーリングの成果

2-4工藤雄一郎(年代論研究グループ):広原湿原ボーリングコアの14C年代について


3個別報告
3-1-1会田進:広原湿原周辺遺跡発掘調査出土土器の分析

3-1-2橋詰 潤・中村雄紀 : 広原遺跡群第I遺跡,第II遺跡出土石器の概要

3-2-1杉原重夫 広原湿原周辺における遺跡の立地環境(2)

3-2-2長井雅史:霧ヶ峰-和田地域および白滝地域の火山形成史の概略

3-2-3隅田祥光:黒曜石試料の標準化-北海道白滝地域の黒曜石の岩石学と全岩化学組成-

3-3-1叶内敦子・神谷千穂 : 広原湿原の堆積物の花粉分析

3-3-2松島義章 : 横須賀市追浜低地の沖積層について(予報)

3-3-3増渕和夫:伊豆半島明神池における完新世の古環境変遷(予報)

3-3-4佐瀬隆・細野 衛:広原湿原堆積層および隣接陸域土壌層の植物珪酸体記録

3-3-5千葉 崇:完新世における広原湿原の形成史

3-4-1工藤雄一郎:海洋起源の14C年代測定試料の暦年較正について OxCalでの較正の実践例

3-5 2013年度・今後の予定など



なお詳細については、黒耀石研究センターまでお問い合わせください。