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学生記者が行く!Mスタインタビュー2015(株式会社ポーラ B.Aブランドマネージャー 砂金美和さん)

先輩の大学時代

——農学部への進学を決めた経緯を教えてください。



私、父親が富山の出身で、母親が東京出身の都会っ子なんです。夏休みになれば、富山の日本アルプスや黒部などの美しくたけだけしい自然の中で遊びまわったり、泳ぎを覚えたり、都会に育ちながらも自然と親和性のある生活をしていました。

その時、幼心に、自然が持つ美しさや偉大さを感じていたんです。田舎に住んでいるわけではなく、都会で生活していたからそのありがたみがすごくわかっていた。だから、人間よりも自然の味方になりたいという思いがあったのかもしれません。生き物がとにかく好きで、人より動物が好きな子供でしたから。
——大学ではどんな授業が好きでしたか?

ランドスケーププランの制作スケッチと教科書(ルイスガラバンの作品集)

専門とは違うんですが、輿水肇先生のランドスケープデザインの授業が好きでした。都会の緑化をテーマにした建築寄りの授業だったんですが、輿水先生がスラッとして素敵な先生だったので、研究室の米山勝美先生には「輿水先生がかっこいいから授業聞きに行ってるんだろ」なんて言われてましたね(笑)。

普段は品種改良などいろいろなことをやっている中で、農学でも自然を主役にした広い領域の仕事があることに気づかされた、センセーショナルな授業でした。

——サークルなどには入っていましたか?



体同連のヨット部に入っていました。やっぱり自然が好きだったから。海にもたくさん生物がいるしね。
大学時代は常に首にタオル巻いて、海に浮かんでいるか畑にいるかの生活でした(笑)。