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「三木武夫研究2」を発刊 秋には130thの特別展とシンポも



明治大学史資料センター(別府昭郎所長=文学部教授)は、三木武夫研究会(研究代表:小西德應政治経済学部教授)による研究成果を特集した『三木武夫研究2』(大学史紀要第15号・頒価800円)を刊行した。

三木武夫元首相は「クリーン三木」「議会の子」と称され、生涯にわたり政治浄化を訴えて首相在任中にもロッキード事件解明など、「政治とカネ」の問題解決に力を注いだ人物として知られる。

本特集号は2010年刊行の『三木武夫研究1』(同第14号)に続くもので、主な内容は次のとおり。「三木武夫の政治的絶対性」、「三木内閣のライフサイクル計画」、「三木・フォード会談」、「三木武夫の修学時代」「三木武夫の初期議会活動」「協同主義と三木武夫」。

その他、三木武夫元首相夫人の睦子氏や愛弟子である海部俊樹元首相へのインタビューに加え、略年譜も掲載している。

本年秋には創立130周年記念事業の一環として、三木元首相の記念展示や関係者・識者を招いたシンポジウム、研究書の刊行なども予定されている。
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