行事予定

明治大学博物館友の会 行事予定

<世界史講演会>「古代ローマ人の生活」

 古代ギリシャ・ローマ研究の泰斗をお招きします。2000年前のローマへ素敵なタイムトリップを楽しんでみませんか。
 お誘い合わせの上、奮ってご参加ください。

【実 施 要 領】
実施日 2019年1月19日(土)
時間 14:00~16:00
会場 明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント1階 グローバルホール
講師 青柳正規氏
山梨県立美術館館長 
東京藝術大学特任教授、東京大学名誉教授
定員 200名(先着順)
参加費 会員・明大教職員・学生(他校を含む) 無料  
一般 1,000円(当日会場にて集金)
申込方法 事前申し込みが必要です。
普通はがき、ファックス、メールにて、「世界史講演会」係と明記の上、お申込み下さい。
締切日  2019年1月12日(土)

【講 師 紹 介】
1944年大連生まれ。古代ギリシャ・ローマ美術史研究の第一人者、40年以上にわたり、地中海遺跡の発掘調査を続けている。1967年東京大学文学部美術史学科卒業後、1969-1972年ローマ大学に留学、古代ローマ美術史・考古学を学ぶ。文学博士。
東京大学文学部長、同副学長を経て、国立西洋美術館長、独立行政法人国立美術館理事長、文化庁長官を歴任。東京大学名誉教授。山梨県立美術館館長、東京藝術大学特任教授。
日本学士院会員。2011年NHK放送文化賞受賞、2017年瑞宝重光章受章。

【講 演 要 旨】
今から2000年ほどさかのぼる古代ローマ時代に生きた人々の生活を復元する場合、その対象が元老院議員なのか、富裕層なのか、それとも一般の市民なのかで大きな違いがある。たとえば、ヴェスヴィオ山の火山噴火によって街ごとがタイムカプセルのように保存されているポンペイは、ローマ人の生活を考古遺物によって詳細に伝えてくれており、地方都市の金持ち階級や一般の平民の生活を知ることができても、都の皇帝や貴族たちの生活を偲ぶことはできない。また、碑文や文献によっても知ることが可能だが膨大な資料がのこるため、皇帝、元老院議員、富裕層、解放奴隷、平民、奴隷などに分類して考える必要がある。このため、今回の話しではポンペイという遺跡を中心に地方都市での住民の生活を考えると同時に、「トリマルキオの饗宴」という小説に描かれた解放奴隷の生活を中心に古代ローマ人の生活を復元することにする。そして18世紀に産業革命が起こるまで決してりょうがされることのなかったという古代ローマ人の生活レベルがなぜ実現されてかについても考えてみたいと思う。

2019年会員発表会&落合弘樹教授講演会

 恒例の会員発表会と落合教授講演会を下記の通り開催いたします。
 今回は縄文から古墳、そして近世とそれぞれの時代を、満を持した会員諸氏より日頃の研究成果を存分にご披露頂きます。また、本博物館副館長の落合弘樹教授からは、徳川大名内藤家が支配した延岡が西南戦争時に果たした役割について講演して頂きます。
実施日 2019年3月2日(土)
時 間 13:00~16:30(12:15より受付開始)
会  場 明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント1階 多目的室
定  員 150名(先着順)
参加費 会員・明大教職員・学生(他校を含む) 無料。
一般 1,000円(当日会場にて集金)
申込方法 普通はがき、メール、FAXにて「会員発表会」係と明記のうえ、お申込みください。
締切日 2019年2月15日(金)
【第一部】会員発表会 (13:00~14:30)
(1)松村 祐安 会員 「土偶に施された腹部の線を推理する」
 縄文時代の土偶を見ると、お腹に線があるものが多いことに気が付きます。ただ、その線を正中線の表現とか、妊娠線と説明する研究者が多いことには気になります。本当にそうなのか推理してみたいと思います。
(2)門田 康洋 会員 飛鳥より移り住んで30年下毛野(栃木県)古墳の地域性」
 宇都宮で定年を迎え、ふと足元を見ると古墳があるではないか。以後30年、足で稼いだ下毛野の古墳。教科書では学べない地域には地域なりの古墳文化が盛行していた。一介の考古マニアの視点で感じたことを述べたい。
(3)蕨 由美 会員 「北総の百庚申」
 千葉県北部は、江戸初期から多様な庚申塔が数多く建てられていますが、中でも寺社境内や街道筋には、約百基の庚申塔が並び立つ風景が見られます。この「百庚申」の最新の調査から、その実態と信仰の背景を探ります。

【第二部】講演会 (15:00~16:30)
講師:落合 弘樹 明治大学文学部教授(明治大学博物館副館長)
   「西南戦争と延岡」

 1877年(明治10)に勃発した西南戦争は、日本の歴史上最後の内戦であると同時に、近代軍隊同士の戦争であり、両軍あわせて15,000名近くと、戊辰戦争を上回る戦死者を出しました。戦闘の舞台は、当初は熊本城や田原坂など熊本県内でしたが、薩軍が肥後平野から人吉に撤収した4月下旬以降の中盤から、現在の宮崎県や鹿児島県、大分県と複数の戦線が展開し、人吉陥落の後は都城から延岡へと薩軍は日向路を北上するかたちで敗走し、延岡の北方で西郷隆盛は軍を解き、九州背梁山地を突破し、城山で最期を迎えました。
 明治大学博物館は旧延岡藩主内藤家文書を保管していますが、内藤政挙公の旧臣たちも延岡隊を編成し、城東会戦や高千穂での持久戦など重要な戦いに加わりました。また、延岡は兵站や医療など薩軍にとって重要な後方と位置付けられました。この講演では、延岡の人々や街が西南戦争でどのような役割を果たしたか、検討していきます。(講師より)

<第15回古代史講演会>弥生時代の鉄器普及と地域社会の経済戦略

 「弥生時代の鉄」研究の第一人者・村上恭通先生をお招きしました。先生のお話を直接うかがえる貴重な機会です。ぜひご参加ください。

講師 村上恭通氏
愛媛大学先端研究・学術推進機構東アジア古代鉄文化研究センター・センター長・教授 

講演要旨
 石、木、骨という身近な素材を駆使して道具に仕立ててきた縄文人とは違い、弥生人は日本列島では基本的に産出しない高価な鉄を素材として道具を作った。このことは単に道具が進化ないしは進歩したという評価には留まらない。より重要なことは地域社会が鉄を獲得するために新たな経済戦略を必要とする時代になった点である。
 かつては各地への鉄器の普及が実際に出土した鉄器や前段階に利器の主流であった石器の減少を示すことで語られてきた。近年、鉄器や石器を装着した木柄や木器や骨角器の未製品に残る加工痕の研究が進み、鉄器の浸透が予想以上に遡り、経時的に鉄器が石器を駆逐することが示された。同時に鉄器を生産した工房址の研究が進展し、地域で生産し、自給される鉄器の種類に限界があることも判明した。とくに「Ⅳ類鍛冶炉」と呼ばれる汎用性の低い鍛冶炉を備えた鍛冶工房が広締め切りした点は注目される。この炉は小型鉄器の生産には耐えうるものの、伐採用の大型袋状鉄斧や特殊な工夫が加味された加工用の袋状鉄斧や袋状鉄鑿などの生産には対応できなかった。この炉が主流を占める地域でも、大型袋状鉄斧や特殊な工夫が施された加工用の斧・鑿の存在が木器や骨角器の研究から認められる。このような状況は、大型あるいは巧妙な作りの鉄器が地域社会の外部から獲得されたと考えるほか解釈のしようがない。その獲得法を表現として流通という言葉は曖昧で概念的であり、より具体的に表現するならば交易、交換である。交易、交換という経済戦略、そして鍛冶工房の検討に基づいた鉄器自給力の地域差に着目しながら、弥生時代における鉄器の普及のあり方を説明したい。  (講師より)

 <実施要領>
実施日 2019年3月16日(土)
時 間 14:00~16:00
会 場 グローバルフロント多目的室
定 員 200名
参加費 会員・明大職員・学生(他校を含む)は無料。
一般1,000円(当日会場にて集金)
申込方法 事前申し込みが必要です。普通はがき・FAX・メールにて「古代史講演会」係と明記の上お申し込みください。
締切日 2019年3月9日(土)

<講師紹介>

昭和37年6月30日生 熊本県生
<学歴>
昭和57年4月  熊本大学文学部史学科入学 
平成3年3月  広島大学大学院文学研究科(博士課程後期)博士課程単位取得後退学
<職歴>
平成3年4月 名古屋大学文学部史学科 助手
平成6年4月 愛媛大学法文学部文学科 助教授平成18年4月愛媛大学法文学部人文学科 教授
平成19年7月  愛媛大学先端研究・学術推進機構東アジア古代鉄文化研究センター・センター長・教授

<学位>
平成15年3月  博士(文学)(広島大学)

<著作>
『倭人と鉄の考古学』単著平成10年9月青木書店
『東夷世界の考古学』共著 平成12年2月青木書店『古墳時代像を見なおす-成立過程と社会変革 -』共著 平成12年8月 青木書店 
『考古資料大観7 弥生・古墳時代 鉄・金銅製品』共著 平成15年12月 小学館 など多数

〈第24回会員案内による地元見学会〉<江東区を訪ねるPART2>中川船番所資料館と亀戸の寺社をたずねて

 今回は、江東区のなかでも大島(おおじま)・亀戸の旧城東区域です。
 江戸時代、関所は「入り鉄砲に出女」の言葉のように江戸の出入りは厳しく統制されていました。
船番所は川の関所です。中川番所の役割は江戸が大消費地となるにつれ小名木川での物資通関管理という側面が強まりました。大島町のうち小名木川の一部地域(大島1・4丁目付近)は宝永3年(1706)には町並地(人別は町奉行、年貢は代官が管轄する地)となり、正徳3年(1713)に編入された深川・亀戸に先行しました。
 一方、亀戸は古代・中世からの伝承をもつ寺社など江東区では最も早く歴史に登場しています。
 今回はそれぞれ異なった様相をもつ2つの地域をお楽しみいただけますでしょう。奮ってご参加ください。
 
【実 施 要 領】
実施日 2019年4月3日(水)
集 合 10時00分 都営地下鉄新宿線東大島駅大島口改札  
 予定コース 東大島駅~小松川閘門跡~中川船番所跡・中川船番所資料館にてミニ講義と見学、昼食:会議室にてお弁当~東大島駅前にてバス乗車(東京都営バス、210円区間、各自支払い、スイカ・パスモ使用可)~亀戸駅前にてバス下車~亀戸銭座跡~弘前藩津軽家抱屋敷跡~亀戸天神社~普門院~香取神社~JR亀戸駅にて解散(16:00予定)
 案内会員 高橋 幸子会員
 現地案内 江東区文化観光ガイドの会
 現地講師 久染 健夫氏(公益財団法人江東区文化コミュニティ財団 中川船番所資料館)
 定  員 35名(先着順)
参加費  会員2,000円、一般2,300円
(入館料・昼食代・保険料など、当日集金)
 申込方法 事前申込が必要です。往復はがき・メールにて「江東見学会」係と明記のうえ、お申し込み下さい。
 締切日 2019年3月27日(水)
お願い
・日帰り見学会のお申し込みがあった場合、返信するようにいたしますのでFAXによる申込方法を取り止めました。どうぞご諒承ご協力ください。 
・当日キャンセルの場合、参加費相当額のキャンセル料を申し受けますのでご留意願います。
【主な見学場所】
(1)中川船番所
 小名木川の中川口北岸にあり、江戸と下総国行徳方面を結ぶ通船改めの川の関所であった。もとは深川万年橋際にあった川船番所が寛文元年(1661)にここに移って成立した。明治2年(1869)全国の関所廃止に伴い役割を終えた。
(2)亀戸銭座跡
 銭座は寛永通宝の鋳造・発行を行う機関。江戸では亀戸の他、芝新銭座、浅草橋場、本所小梅、十万坪、小名木川に銭座があった。寛文3年(1663)から天和3年(1683)まで亀戸2丁目で造られた。
(3)亀戸天神社
 創建は寛文2年(1662)、開基は太宰府天満宮の神職菅原信祐。江戸近郊の名所として賑わい、多くの浮世絵や地誌類に取り上げられている。境内にある中江兆民翁之碑には発起人総代には板垣退助や大隈重信も名を連ねている。
(4)普門院
 大永2年(1522)武蔵国豊島郡石浜(荒川区)で創建、元和年間(1615~1624)に現在地に移った。燈籠の火袋(火を灯すところ)右側面に応永28年(1421)の陰刻銘がある。区内に現存する数少ない中世の年号をもつ石造物の一つ。墓地には伊藤左千夫の墓があり、墓石は中村不折の筆による。
(5)香取神社
 亀戸村の総鎮守で、天智天皇4年(665)中臣鎌足が東国下向の際に勧請したと伝えられ、天慶3年(940)平将門の乱では下野国押領使である藤原秀郷が参籠し弓矢を奉納したとされる。

2018年度 年間行事計画

2018年4月21日現在
見 学 行 事 講 演 会 等 企 画
4月 6日(金)
会員案内地元見学会(鎌倉市東部)
<案内> 佐藤茂会員
 
5月   12日(土)
30周年記念総会、記念式典
記念講演会(考古学分野) 石川日出志氏(明治大学教授)
6月   2日(土)
古代史講演会「土器圧痕が語る縄文時代の植物利用」
小畑弘己氏(熊本大学文学部教授)
30日(土)
30周年記念講演会(近世分野)
山本博文氏(東京大学史料編纂所教授)
7月 12(木)
江戸時代を探訪する PartVII 武蔵野新田の開発の足跡と東京たてもの園をたずねる <協力> 織壁哲夫会員
 
8月    
9月 6日(木)~8日(土) 2泊 3日
記念見学会 「北海道道央地域の遺跡を訪ねて」(旭川~小樽~苫小牧~千歳)<島田学芸員同行>
21(金)
日本考古学2018
「縄文時代資源利用史研究の最前線」
阿部芳郎氏(明治大学文学部 教授)
「高松塚とキトラ~古墳壁画のメッセージを解く」
来村多加史氏(阪南大学国際観光学部 教授)
10月   13日(土)
30周年記念講演会(工芸分野)
小森邦衛氏(人間国宝 髹漆 輪島塗)
11月 20(火)~21日(水) 1泊
特別展関連見学会「ウィリアム・ガウランドの足跡を畿内にたどる」<忽那学芸員同行>
 
12月   8日(土)
第14回古代史講演会「日本の国の形と地震史・火山史—地震史・噴火史の全体像を考える—」
保立道久氏( 東京大学名誉教授 )
2019年
1月
  19日(土)
世界史講演会「古代ローマ人の生活」
青柳正規氏(山梨県立美術館館長、東京大学名誉教授)
2月    
3月   2日(土)
2019年会員発表会&落合弘樹教授講演会
16日(土)
<第15回古代史講演会>弥生時代の鉄器普及と地域社会の経済戦略
村上恭通氏 (愛媛大学, 東アジア古代鉄文化研究センター 教授)
行事参加の申込み方法
 参加希望の方は、それぞれの締切日までに、各行事の申込み方法によって、住所・氏名・電話番号・会員番号・「○○」係を明記して申込みを行って下さい。
 お申込については特別に事情がない限り会からは返信をお送りしませんので、申込みをされた方は、当日直接集合して下さい。参加できなくなった場合は、友の会又は緊急連絡先に必ずご連絡下さい。

はがき宛先: 〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1 明治大学博物館友の会○○係
FAX: 03-3296-4365 <博物館気付>
メール: meihakutomonokaig★gmail.com(★を@に置き換えてご利用ください。)

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