明治大学博物館友の会 行事予定

2026年度定時総会のご案内

2026年度明治大学博物館友の会定時総会を下記の通り開催いたします。会員各位には、万障お繰り合わせの上ご出席くださいますよう、ご案内申し上げます。
総会、特別講演会、懇親会への出欠を会報同封のはがきでお知らせください。また、総会に欠席の場合は、総会議案書を検討いただき、委任状欄にご署名くださいますよう、お願いいたします。
はがきは5月8日(金)必着するようご投函をお願いいたします。
恐れ入りますが、はがきには氏名(ご欠席の場合は委任状への署名)は必ずご記入願います。
1 総会
日 時:2026年5月16日(土) 12時30分~13時45分(予定) 受付開始:12時00分
会 場:明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント1階 多目的室
総 会 次 第
(1)開会 (2)会長挨拶 (3)来賓挨拶 (4)永年ボランティア活動者表彰
(5)議長選出、出席者・委任状の確認
(6)承認事項 第1号議案 2025年度事業報告及び2025年度会計・監査報告
(7)決議事項 第2号議案 2026年度事業計画案について
       第3号議案 2026年度予算案について
       第4号議案 役員(会長・監事)専任
(8)閉会

2 特別講演会
日 時:5月16日(土) 時間:14時15分~15時45分 受付開始:13時45分
講 師:村瀬 陸 氏(奈良市教育委員会主務学芸員)
演 題:「富雄丸山古墳の発掘調査とその意義」

3 懇親会
日 時:5月16日(土) 16時15分~17時45分
会 場:明治大学アカデミーコモン1階レストラン「パンセ」
参加費:3,700円(当日集金。釣銭の無いようにご用意下さい。)
【総会に参加される皆様へ】
・総会から引き続き特別講演会に参加される方については、講演会の座席は総会参加時の席が確保されます。なお、恐れ入りますが会報同封の総会議案書を当日ご持参願います。
【特別講演会に参加される皆様へ】
・講演会に参加を予定される方は必ず会報に同封しましたはがきで参加申し込みをお願いします。

<明治大学博物館友の会 総会特別講演会>富雄丸山古墳の発掘調査とその意義

講師: 村瀬 陸(むらせ りく)氏 (奈良市教育委員会主務 学芸員)
定時総会終了後、類例のない遺物が次々と発見され考古学ファンであれば見逃すことのできない富雄丸山古墳の発掘をご担当された最前線の講師をお招きします。最新の調査研究の成果をお見逃しなく、お誘いあわせの上、是非ご参加ください。
ご出欠のはがきを5月8日(金)までに到着するようご投函をお願い致します。
日 時 5月16日(土)14:15~15:45(受付開始13:45)
会 場 明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント1階 多目的室
参加費 無料(友の会会員限定) 会員でない方は、この機会に是非ご入会ください。
申込み 会報同封のはがきにて、氏名・会員番号を明記してお申し込みください。
  【講演要旨】
富雄丸山古墳は、奈良市に所在する大型円墳ですが、2018年の航空レーザ測量により、日本最大(直径109m)であることがわかりました。その後、6年間に渡る発掘調査を奈良市教育委員会が実施し、墳丘の構造、埴輪列の詳細、そして造出し埋葬施設の新規発見など、重要な成果が立て続きました。
まずもって注目されるのは、造出し埋葬施設で見つかった未盗掘の粘土槨であり、その状態で見つかったものが発掘調査できたこと自体が奇跡といえます。文化財保護と学術解明・技術継承などがどのようなバランスをもって行われた調査であったのか、発掘担当者として、その過程もお話したいと思います。そういったプロセスを経て、今日話題となっている巨大蛇行剣や盾形銅鏡が出土した経緯なども臨場感をもってお伝えしたいと思います。
一方、これらの遺物に注目が集まりがちですが、これまでは埴輪の詳細はほとんどわかっておらず、6年間の調査によってはじめて埴輪の詳細が明らかになりました。富雄丸山古墳は、倭王権中枢といえる佐紀古墳群にも近く、その埴輪はまさに倭王権中枢のものといえます。なぜ、そのようにいえるのかを、埴輪製作技術に着目してご説明したいと思います。そして、その埴輪群が富雄丸山古墳の時期を4世紀後半と決定づけるものであることを紹介します。
このように、「富雄丸山古墳を発掘調査した意義」はいくつも存在するわけですが、今回の発表をふまえて、どのような意義が存在するのか、ということを皆様とともに考える機会にもできればと思っています。 (講師より)

【講師プロフィール】
1990年兵庫県生まれ。2014年関西大学文学部卒業後、
奈良市教育委員会文化財課埋蔵文化財調査センター入庁。
2025年からは奈良市役所観光戦略課「奈良・サマルカンド特別交流展プロジェクト」を兼務。
主な発掘調査担当に富雄丸山古墳のほか、ウワナベ古墳、平城京跡、史跡大安寺旧境内など。
編著書には『佐紀古墳群航空レーザ測量調査報告書』『富雄丸山古墳発掘調査報告書1』など。

<第30回古代史講演会>(対面による)「武蔵国造の乱をめぐる豪族と屯倉」

講師:鈴 木 正 信(すずき まさのぶ)氏(成城大学 文芸学部 教授)
日時 2026年6月26日(金) 14:00~15:30 (13:45より入場可能)
会場 明治大学 リバティタワー 6F 1065教室
参加費 無料(友の会限定、この機会に入会される方は参加可能)
定員 120名 (先着順)
申込方法
グーグルフォーム、はがきによる事前申し込み。 Faxは不可です。
 従来の電子メールからグーグルフォームによる申し込みに変わりました。
下記URLか、QRコードよりお申し込み願います。(操作方法はページ下部の「行事申込みフォームの操作マニュアル」を参考にしてください)
(はがき宛先) 〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1 明治大学博物館友の会
                             氏名、電話番号、会員番号、「古代史講演会」参加を明記してください。
締切日
2026年6月19日(金)必着  
 ※定員になり次第締め切りますのでお早めにお申し込みください。
■講演要旨
安閑元年(534)、関東地方で「武蔵国造の乱」が勃発しました。『日本書紀』には、笠原直使主と同族の小杵が武蔵国造(武蔵国を支配する地方官)の職をめぐって争ったこと、小杵は上野国の大豪族である上毛野君小熊と共謀して使主を殺害しようとしたこと、それに対して使主は朝廷へ出向いて状況を報告したこと、その結果、朝廷は小杵を討伐し、使主を初代の武蔵国造に任命したこと、そして使主が横渟・橘花・多氷・倉樔の屯倉(王権の直轄地)を朝廷に献上したことなどが伝えられています。
かつて、この争乱は北武蔵の勢力と南武蔵の勢力の対立と理解されてきました。しかし、研究の進展にともない、近年では北武蔵の勢力内部の争いとする見方が有力になりつつあります。とくに使主が有した笠原直という氏姓(ウジ・カバネ)は、現在の埼玉県鴻巣市笠原に関連するとされ、その近くには武蔵国最大の古墳群である埼玉古墳群が所在することから、この争乱は埼玉古墳群の築造集団における本流(使主)と傍流(小杵)の争いであった可能性が指摘されています。
また、この記事に登場する4つの屯倉のうち、横渟屯倉は武蔵国横見郡(埼玉県吉見町)、橘花屯倉は橘樹郡(神奈川県川崎市)、多氷屯倉は多摩郡(東京都多摩地方)、倉樔屯倉は久良郡(神奈川県横浜市)に設置され、それぞれ入間川水系、鶴見川水系、多摩川水系、大岡川・帷子川水系を掌握する役割を担ったと推定されています。こうした河川交通を掌握することにより、武蔵国造の支配領域が画定されていったと考えられています。
今回の講座では、この「武蔵国造の乱」を取り上げ、ヤマト王権の地方支配制度がどのように東日本へ展開していったのかについてお話しします。
 
■プロフィール
鈴木 正信(すずき まさのぶ)
東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)(早稲田大学)。
現在、成城大学文芸学部教授。専門は日本古代史。ヤマト王権、古代豪族、記紀神話を研究している。
主要著書に『古代氏族の系図を読み解く』『古代豪族 大神氏』『日本古代の国造と地域支配』など。
NHK総合テレビ「日本人のおなまえ」にも出演。

〈中世史講演会〉(Zoomによる)「戦国大名の世界史 —大友・島津・豊臣・徳川の外交から新たな戦国時代史像を描く—」

講師:鹿毛 敏夫(かげ としお) 氏(名古屋学院大学教授・国際文化学部長・学長代理)
日 時 2026年7月25日(土)  14:00~15:30(13:45より入場可能)
会 場 Zoomによる視聴(対面ではありません) 
参 加 費 無料(友の会限定、この機会に入会される方は参加可能)
定 員 90名(先着順)
申込方法
グーグルフォームによる申し込みに変わりました。
下記URLか、QRコードよりお申し込み願います。(操作方法はページ下部の「行事申込みフォームの操作マニュアル」を参考にしてください)
 締切日 2026年7月17日(金)必着
【講演要旨】
15世紀初めに室町幕府将軍足利義満は、遣唐使の廃止以来およそ500年ぶりに日中の国交を再開します。その後の日本の外交関係は、その主体が幕府から地域大名にすり替わるものの、16世紀前半(1550年代)まで変化はありませんでした。ところが、1560~70年代、戦国時代末期になると、日本外交は、中国皇帝から「日本国王」に冊封されることをもはや必要としない脱「中華」志向の外交へと切り替わっていきます。
この時期、豊後の戦国大名大友義鎮(宗麟)はポルトガル国王と外交関係を結び、肥前の松浦鎮信はアユタヤ国王へ書簡と武具を贈答します。カンボジア国王との間では、1570年代には大友氏がその外交関係の締結に成功しますが、九州を二分する高城・耳川合戦で勝利した薩摩の島津義久がその通交を遮断し、自らがカンボジアとの善隣外交関係を構築しました。
一方、天下を統一した豊臣秀吉が真の意味での全国統一を完成するには、西日本の戦国大名が個々に保持する「地域国家」としての外交権を剥奪し、それを一元的に集約する必要がありました。東アジア周辺国に自らへの朝貢を求め、拒絶されると朝鮮半島への軍事侵攻という手段に出た16世紀末の豊臣政権の外交思想は、中華とその周辺国によって構成される東アジアの伝統的国際秩序の呪縛から抜け出せなかったものと評価できます。
それに対して、徳川家康の外交戦略は、豊臣期の外交断絶の修復を図るという喫緊の政治課題を念頭に、脱「中華」の外交権を統一政権として要領よく整理・一元化したものでした。
この講演では、大友・島津から豊臣・徳川に至る戦国大名たちを、従来の国内の国盗り合戦の歴史観ではなく、アジア史と世界史のなかの外交為政者として評価し直すことで、新しい戦国時代史像をご紹介します。 (講師より) 
【プロフィール】
鹿毛敏夫(かげ としお) 
1963年生まれ。九州大学大学院人文科学府博士後期課程修了、博士(文学)。
現在、名古屋学院大学教授国際文化学部長・学長代理。専門は日本中世史、日本対外関係史。
主な著書に、『世界史の中の戦国大名』(講談社現代新書、第10回講談社ブック大賞受賞)
『大友義鎮』(ミネルヴァ書房)、『戦国大名の海外交易』(勉誠出版)
『大航海時代のアジアと大友宗麟』(海鳥社)
NHK 正月時代劇「大友宗麟」の時代考証、NHK「歴史探偵」「英雄たちの選択」「大追跡グローバルヒストリー」 などに出演、朝日カルチャーセンター新宿などで講座講演。

2026年度行事予定表

明治大学博物館友の会(2026年4月現在)
2026年 見学行事 講演会等企画
4月 8日(水)<会員企画案内による日帰り見学会>長良桜山古墳群をめぐり、春の逗子を散策する
 
5月  
16(土)総会特別講演会 村瀬陸氏 (奈良市教育委員会主務 学芸員)「富雄丸山古墳の発掘調査とその意義」
6月   26日(金) <第30回古代史講演会> 鈴木正信氏(成城大学文芸学部教授)「武蔵国造の乱をめぐる豪族と屯倉」
7月  
25日(土)中世史講演会 鹿毛敏夫氏(名古屋学院大学教授・国際文化学部長・学長代理)「戦国大名の世界史 —大友・島津・豊臣・徳川の外交から新たな戦国時代史像を描く—」(Z)
8月    
9月
 
 
10月  
 
11月    
12月  
 
2027年
1月
 
 
2月    
3月  
 

4月    
(注)講演会の日程・講師は予定のもので変更などもあり得ますので、ご了承願います。
   Z:Zoom利用によるリモート講演会をいう。
   H:会場とZoom併用による講演会をいう。
 
 
ハイブリッド講演会(会場参加とオンライン併用)における申込方法および留意事項について
これまで、オンラインでの講演会には参加の叶わなかった会員の方々に、博物館教室での対面講演を実施する運びとなりました。この機会に是非博物館にもお越しくださいますよう心よりお待ち申し上げております。

申込方法:会場参加、オンライン参加のいずれかとし、事前申込みが必要です。
 会場参加:普通はがきに限定、Fax不可。
 ※電子メールをお持ちの方もはがき申し込みとなります。
 記載事項:住所、氏名、電話番号、会員番号(会員の方)、入会希望(一般の方)、「○月○日○○○講演会」参加 と明記
 ※「○○○講演会」には申込みをしようとする該当講演会名を記載願います。
 はがき宛先:〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1 明治大学博物館友の会○○係
 定員に達してご参加できない場合、または開催方法等に変更が生じた場合に限り、はがきまたは電話にてご連絡いたします。

 オンライン参加:電子メールに限定。 
 申込みアドレス: meihakutomonokaig★gmail.com(★を@に置き換えてご利用ください。)
 件名に「○月○日○○○講演会」参加と明記し、本文に住所、氏名、電話番号、会員番号(会員の方)、入会希望(一般の方)、を記載ください。講演会参加登録用URLを開催前日には送信元のアドレスにお送りします。


お願い:
・会場参加とオンライン参加とで申込方法に相違がありますが、事務処理上の観点から区分いたしましたのでご理解ご協力をお願いいたします。
・特に会場の定員から、より多くの会員に参加いただきたく、これまでZoom講演会に参加された方には申込み状況によりオンライン参加をお願いすることもありますので、ご理解ご協力をお願いいたします。
・一般の方で今回友の会に入会される場合の年会費は、2023年度会費3000円です。お支払い方法につきましては、次のとおりです。
 会場参加:当日会場にて納付していただきます。
 オンライン参加:電子メールによる申込みがあった場合、受付状況等を確認のうえ振込み口座等を返信いたします。


【新型コロナウイルス感染対策について】
・マスクの着用をお願いいたします。
・当日、発熱または体調不良の方は、会場でのご参加を遠慮願います。
・ご入場時は、必ず入口での消毒にご協力をお願いいたします。
※新型コロナウイルス感染拡大の影響により、開催方法や会場等に変更が生じる場合がありますので予めご了承ください。

行事申込みフォームの操作マニュアル

本年度より、グーグルフォームを用いて行事参加の申し込みをして頂くことと致しました。昨今は各種団体の講演会の申込みにおいても、インターネットを利用する方法が多くなってまいりました。友の会では運営委員の担い手不足により業務負担が過重となっており、この方法の導入により、その負担を少しでも軽減できるものと考えております。
また、会員においても参加申込の受付を知らせるメール受け取れるので、申込み済みの確認ができるとともに申し込み忘れも防止できます。
以下、簡単にできる申込み手順をご案内します。
 
1.申込画面を表示させる
パソコンの場合:インターネットを立ち上げて、会報に記載されているURLをアドレスバーに入力し、エンターキーを押すと申込画面が表示されます。
スマホの場合:QRコードを読み込みますと申込画面が表示されます。
次に、申し込みの際の注意事項を良くお読みください。

Gメールをお使いの方は最下部にあるように、「アドレスとアカウントを切り替える」の言葉が出てきますが、何もする必要はありません。

2.会員情報を入力する すべて入力が必須の項目
(1)メールアドレスを入力する
既に友の会に登録されているアドレス、もしくは、登録してもよいアドレスを入力してください。


(2)続けて、会員番号、お名前、フリガナ、電話番号を入力する。


(3)入力が終わりましたら、送信タブをクリックして完了です。