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明治大学博物館友の会 行事予定

明治大学博物館友の会 総会特別Zoom講演会「古墳と北方世界」

畿内とは違う東北地方の古墳文化、さらにその北に広がる続縄文文化との関係をお話しいただきます。
聴講にあたりまして講師であります藤沢敦先生のご著書「古墳と北方世界」『東アジアと倭の眼でみた古墳時代』国立歴史民俗博物館研究叢書7(2020)を事前にお読みいただくとさらに理解が広がります。
 
日時 2022年6月4日(土) 14:00~15:30 (13:45より入場可能)
会場 Zoomによる視聴
講師 藤沢 敦(ふじさわ あつし)氏  東北大学学術資源研究公開センター総合学術博物館教授
 定員 先着順 90名 (友の会会員限定)
参加費 無料
申込方法
メールによる事前登録に限定されます。
講演会参加登録用URLを開催前日には送信元のアドレスへお送りいたします。
 申込みアドレス meihakutomonokaig★gmail.com(★を@に置き換えてご利用ください。)
件名に「総会特別講演会参加」と明記し、本文に氏名、会員番号、電話番号を記載ください。
締切日 5月28日
*定員になり次第締切りますのでお早めにお申し込みください。
【 講 演 要 旨 】
 古墳文化は現在の山形県・宮城県まで広がっていたが、その外側には北海道の続縄文文化が広がっていた。農耕を基盤とした古墳文化に対して、続縄文文化は狩猟・採集・漁労に生業基盤を置いた文化と考えられている。古墳文化の北縁地域では、異なる文化が対峙していたこととなるが、両者は相互に深い関係を有していたことが判っている。
 古墳文化と続縄文文化が対峙する古墳時代の状況は、弥生時代後期に始まる変化から生み出され、古墳時代を通じて基本的に維持されていく。ただし南東北の古墳文化は、時期と地域によって盛衰が激しく、不安定で流動的である。そして7世紀の飛鳥時代に至ると、北東北でも農耕を基盤とする社会がひろがるが、南東北までの社会とは独自の様相を維持し続ける。
 本講演では、北縁地域の古墳文化の動向と、その外側の北方世界の動向を、あわせ見ることを試みたい。そのことから、日本列島で展開した多様な文化と相互関係の実態と意味、古墳に示される政治的関係の特質を周縁地域から見直す意味、環境変動を視野に入れ古墳時代を世界史的観点から見直す機会としてみたい。(講師より)
 
【講師プロフィール】 
 1961年 京都市生まれ
 1985年 東北大学文学部卒業
 1991年 東北大学大学院文学研究科博士課程中途退学
 1991年 東北大学埋蔵文化財調査室調査員
 2015年 東北大学学術資源研究公開センター総合学術博物館教授 博士(文学)
一般向けの著書として
 『倭国の形成と東北』編著者 吉川弘文館(2015)、
 『講座東北の歴史 第六巻生と死』 共著 清水堂出版(2013)
 講座日本の考古学8古墳時代(下)』共著 青木書店(2012)

< ZOOMによる第21回古代史講演会>「百済滅亡と倭国」

講師 田中 俊明 氏(滋賀県立大学名誉教授)
実施日 2022年7月23日(土)
会 場 Zoomによる視聴
時 間 14:00~15:30 (13:45より入場可能)
参加費 無料
定 員 (先着順)90名(友の会会員限定) 
申込方法
メールによる事前登録に限定されます。
講演会参加登録用URLを開催前日には送信元のアドレスへお送りいたします。
申込みアドレス meihakutomonokaig★gmail.com(★を@に置き換えてご利用ください。)
件名に「第21回古代史講演会」参加と明記し、本文に氏名、会員番号、電話番号を記載ください。
締切日 7月16日(土)
*定員になり次第締切りますのでお早めにお申し込みください。
【 講 演 要 旨 】
 百済は660年に唐・新羅の連合軍の攻撃を受け、王都(泗沘城。現在の扶餘)が陥落し、王(義慈王)が降伏して滅亡する。唐軍が都を流れる錦江の河口に到着し、百済軍の抵抗を排しながら新羅軍と合流し、王都内に侵入すると、王はすぐに前の都熊津(公州)に逃げ出した。しかし数日後、隋末に百済に亡命してきた漢人一族の禰寔進らに連れ戻され、降伏したのであった。7月18日のことで、唐軍の河口到着から10日目であった。あっけなく降伏したため、全土としてはそれほど被害を受けず、王はまもなく唐に連れ去られるものの、残った勢力によってすぐに復興運動が起こった。この前後のことを述べることにしたい。滅亡の時、百済は高句麗と連携していたが、それは常態ではなく、極めて特殊な事態であった。高句麗は紀元前1世紀に興り早くに大国化したが、百済は3世紀頃に成長する。楽浪郡・帯方郡の実体が失われると、境を接するようになった先進の高句麗と強く敵対することになる。その強い敵対関係は642年まで変わることがなかった。642に百済と高句麗が初めて友好な関係になったのである。外交革命といってよい。しかし唐は、高句麗に対する遠征に向けて進んでおり、百済は自分の側にいると考えていた。百済・高句麗の連携を知って、朝鮮半島では新羅のみが友好な相手であると認識するのは650年頃である。その段階になり、高句麗+百済×唐+新羅という対立の図式が成立したのであった。倭国は4世紀後半以来、百済と友好な関係にあり、もうひとつ友好であった加耶南部が消滅したあとはいっそう関係が深まっていた。660年の唐の百済攻撃は電撃的であったため、なすすべもなかったが、戦後の復興運動には大きく関わった。それがいわゆる白村江の戦い(663年)までつづくのである。そのあと多くの百済王族・貴族が倭国に亡命することになる。こうした状況と、それ以後の亡命百済人についても整理をすることにしたい。(講師より)
 
【 講 師 紹 介 】
経歴:1952年 福井県生まれ。
1982年 京都大学大学院文学研究科博士課程修了
1987年 堺女子短期大学講師1988年同助教授 
1995年 滋賀県立大学教授
 2018年 滋賀県立大学名誉教授
著書:『韓国の古代遺跡 1新羅篇(慶州)・2百済・伽耶篇』(中央公論社、1988 -1989) 
『大加耶連盟の興亡と「任那」—加耶琴だけが残った』吉川弘文館、1992
『「日本書紀」朝鮮関係記事と百済三書』
(『京都産業大学日本文化研究所紀要』第26号・(2021)3月)など多数。

2022年度行事スケジュール表

明治大学博物館友の会(2022年5月1日現在)
2022年 見学行事 講演会等企画
4月  
 
5月  
 
6月  
4(土)総会特別講演会「古墳と北方世界」藤澤敦氏(東北大学学術資源研究公開センター総合学術博物館教授) (Z)
7月   23(土)第21回古代史講演会「百濟滅亡と倭国」田中俊明氏(滋賀県立大学名誉教授) (Z)
8月   27(土)第22回古代史講演会 谷澤亜里氏(奈良文化財研究所都城発掘調査部考古第一研究室研究員)
9月   日本考古学2022
10月    
11月
第25回会員企画地元見学会
「文の京を歩く」
 
12月   3(土)第23回古代史講演会 青木敬氏(國學院大学文学部教授)
2023年
1月
  28(土)近世史(江戸文学)講演会 小林ふみ子氏(法政大学文学部教授)
2月 江戸時代を探訪するPart9 テーマ別(エジプト考古学)講演会
3月   (会員発表会&)000講演会

(注) (Z):Zoom利用によるリモート講演会をいいます。視聴は友の会会員に限定しています。 
    ・講演会の日程・講師は予定のもので変更などもありますので、ご了承願います。
    ・会員発表会の発表予定者はリアル発表会を希望。Zoomとなった場合は000講演会のみの予定。
    ・募集中の行事など詳細は、友の会会報または友の会ホームページによりご確認願います。
行事参加の申込み方法
 参加希望の方は、それぞれの締切日までに、各行事の申込み方法によって、住所・氏名・電話番号・会員番号・「○○」係を明記して申込みを行って下さい。
 お申込については特別に事情がない限り会からは返信をお送りしませんので、申込みをされた方は、当日直接集合して下さい。参加できなくなった場合は、友の会又は緊急連絡先に必ずご連絡下さい。

はがき宛先: 〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1 明治大学博物館友の会○○係
FAX: 03-3296-4365 <博物館気付>
メール: meihakutomonokaig★gmail.com(★を@に置き換えてご利用ください。)