会期:2022年10月14日(金)~12月14日(水)
主催:明治大学博物館
1747年に岩城平(現福島県)から延岡(現宮崎県)へ所替した7万石の譜代大名内藤家。東北大名だった内藤家にとって、新しい領地は江戸から遠く、大坂・長崎という幕府の重要拠点とのかかわりも生じる未知の世界でした。
所替でやってきた内藤藩の武士たちは、どのように新しい領地に対応していくのでしょうか。税金や法律のことはもちろん、武士のリストラやリクルート、周辺大名との付き合い、江戸と国元の往来、御祭りの効用などさまざまな側面に注目し、これまで知られていなかった新大名による統治開始時の実態に迫ります。